おはようございます、カウンセラーいなこです。
先月受けた根本裕幸師匠の、自己肯定感のセミナー、そのときに、こんな話がありました。
えー、またぁ?と言われても、今日も自己肯定感の話です。
旅行に行って楽しくて、「あー、このまま帰りたくないなー」とか、友だちとごはん行ってあれこれしゃべって「あーこの時間がずっと続けばいいのにー」とか思っている状態が、まさに自己肯定感が高い状態ですと。
私の自宅から2駅先の、イタリアンダイニングのお店が、土日祝だけモーニングをしてるんですね。
土日の朝、ときどきそこに行くんです。
私は普段朝はお米派で、パンは食べないんですが(和食好きだし、おみそ汁好きだし、パンだと10時くらいにお腹空いてしまう気がして・笑)、モーニングにいって、コーヒーのいい匂いとたまのパンはおいしくて、そのダイニングカフェは広々してて、白い壁と木の内装と緑が調和してて、そこでゆっくり朝を過ごしたら、すごく幸せな気分になるんです。
行くまではめんどくさくて、なかなか行けないんですけどね。
2駅先って言っても、自転車で10分あればいけるんですが、台地で坂が多くて。暑いなー、席あるかなーとか思ってなかなか腰が重いんですが。
行ってゆっくりしてると、あー、いいなあ、幸せだなあって思うんです。
昨日行ったんですけどね。
それでふと、その師匠の話を思い出したんです。
ああ、これがまさに、そういうことか。
自己肯定感高い状態ってこういうことかと。
たしかに、そうやってゆっくり満たされた時間を過ごした後は、さ、やることやるか、とか、明日から仕事がんばるか、っていう気になれるんですよね。
やるべきこといっぱいあるときは、カフェなんて行ってる時間ない(汗)って思うんですが、そんなときほど、行った方がいい気がします。
やらなきゃやらなきゃと気が焦るばっかりで、なかなかやる気になれないときとか。
どうせできずに時間が経っていくなら、いっそ場を変えて好きなことした方が、そのあと気分を切り替えて、結局効率的にやるべきことにも取り組めるんです。
そう、場を変えるってのもポイントですね。
そんな簡単なちょっとしたことで、気分って変わるから。
あれ、じゃあ、自己肯定感を上げるためにいろいろワークとか小難しく(笑)自分と向き合うとかしなくても、好きなことばっかしてたらいいってこと???
しかもそっちの方が手っ取り早いし。
楽しいし。
いやーだめだめ、自分と向き合わなきゃ!!!
じゃないとカウンセラーの仕事なくなっちゃう!!!
じゃなくて(笑)。
でもほんと、そういうことかもしれない。
もちろん自分と向き合うのも無理ない範囲で並行してやっていけばいいなあと思うけど、好きなことするっていうのも、手っ取り早くて、何より楽しいっていいよなあ。
私、自分が変わらなきゃ、認識を変えなきゃってことにこだわりすぎてた気がします。
不快な状況とか、不快なこと言う人とかがいても、自分以外のことはコントロールできない、変えられるのは自分だけ、だから自分の捉え方を変えなきゃどこに行っても同じ。
そう思って、自分を見つめる作業のみにこだわってました。
まあそうなんですけど。
他人は変えられないんですけど。
でも、不快を避けて、快を追求することは、悪いことではないよね?
自分が楽になれるものの捉え方を身につけていくこともしながら、同時に、不快な状況は徹底的に避けて、快を徹底的に追求してもいいよね?
だって快の真っ只中にいるときこそが、自己肯定感の高い状態なんだもの。
たしかに、好きなことしてるとき、楽しいなあっ思ってるとき、心地いいなあと感じる人といるときって、「自分はためだ、こんなんじゃためだ」とか思わない。
ってことはすなわち、自分を肯定できてるっていうこと。
そういう時間が増えれば増えるほど、自己肯定感が高い状態の時間が長くなるということ。
1日のうち、ほとんど好きなことしてたら、1日中ほとんど自己肯定感が高いということ。
来る日も来る日も好きなことしてたら、人生のほとんどが自己肯定感高い状態ってこと。
てことは、もう、その人は自己肯定感高い人ってことだよね???
どんなどぎついトラウマがあったとしても(笑)。
逆に、いやなこと我慢していやいやして、合わない人とずっといたら……
この逆のことが起こるのよ?
キャーーー!!!
恐怖!恐怖!恐怖!
どんな怪談より恐怖です!!!!!
好きなことをしろってそういう理由なのね!
すべては自分次第だから、自分の認識を変えるしかないというところに私はこだわりすぎて、自分の快を追求することにはまだまだ遠慮があった気がします。
あーそっか、これからは遠慮なく徹底的に、自分の快を追求するぞ!!!
好きなことして、好きな人といて、いやなことはできる限りやらない、なんか引っかかること言ってくる人は徹底的に避ける……
これでいいのだ。
これでいいのだ。
ボンボンバカボン、のパパって、やっぱり天才!
大事なことを自分の生き様で伝えられるなんて!!!
師匠講座の時間差攻撃。
もう、もう、私は遠慮なく快を追求します!
おしゃれして行きたいとこ行って買い物して旅行行って気の置けない友だちとか家族と会っていい人見つけて時間に追われずおいしいもの食べて好きな歌熱唱してときどき温泉行ってスーパー銭湯行ってかわいい女の子の絵描いてカウンセラーとして活躍して白い綺麗なおしゃれな緑のあるお家に住んでカフェでボーッとしてゆっくりお風呂入って好きな匂いのボディクリーム塗ってぐっすり寝て。
快を追求することは、逃げでも怠けでも甘えでもわがままでもなくて、むしろとことん徹底的にやるべきことだったんですよ。
欲しいもののすべてを遠慮なく、思いっきり望んでいいんです。