えらべる。
ゆらげる。
これだから女はやめられない。
おはようございます、カウンセラーいなこです。
たまっていた洗濯済みのハンカチに、まとめてアイロンをあてました。
仕事柄、アイロンをあてる必要のある服を着る機会が少なく、毎日アイロン台を広げるわけではなく、ハンカチも仕事の日はあまり使うことなく(使うとしたらハンドタオルの方が多い)、お出かけしたときにハンカチを使うくらいで、その1枚のためにアイロンを出すのがめんどうで、あてなきゃあてなきゃと思いながら、ハンカチがかなりの量たまったときに、まとめてあてています。
ハンカチためてまとめてアイロンをあてる言い訳を必死にしました。ずぼらでごめんなさーい(笑)。
ハンカチは、手ごろに買えて、いろいろなデザインがあって、でもお洋服と違って、顔映りとか自分に合うかとかあまり考えずに大胆な色遣いのものも持てるので、一時期いろいろ集めていました。
デパートに行くと、ハンカチ売り場も寄って、いろいろと眺めて、いいのがあれば買います。
おかげでハンカチの替えがたくさんあるので、アイロン待ちのものをたくさんためていてもいけるんですけどね(笑)。
たまりにたまったハンカチにアイロンをあてていて、いろいろな柄があるなーと思いました。
かわいい北欧柄のようなものから、きれいめなものまで。
北欧柄のようなおしゃれでかわいいテキスタイルのものも好きで、よく買っていたのですが、最近はきれいめが好きです。
もう何年も何年も前のことですが、テレビのバラエティ番組で、女性タレントさんが3、4人でトークをしている番組を観ていました。なんの番組だったかも覚えていませんが。
モデルさんとか、フリーの女子アナとか、人気お笑いタレントの人たちだったと思います。
それで、下着の話になって、みなさんおしゃれな方たちだったので、それぞれにこだわっているという話でした。
で、それぞれ具体的にどんなのを選んでいるかという話になったのですが、人気お笑いタレントの女性は、芸人としてはなりふり構わず笑いを追求してとても売れている方ですが、素のその方はおしゃれな人なので、やはり下着にはこだわっているとのことでした。
その方が持っているのは、かわいい柄のもの。
北欧柄、ではないですが、そういう、小物とかかわいいモチーフが描かれたおしゃれな下着でした。
しかしそれを聞いた他の女性タレントが、「たしかにかわいいけど、セクシーさはない」と言ったんです。
私はそのことばが、何年もたった今も印象に残っています。
私も、かわいい柄のものが好きでした。
下着も結構好きで、必要なくてもうろうろして、いいのがあればよく買っていましたが、かわいい柄でとデザインのものをよく買っていました。
イメージ的には、ウンナナクールとか、ツモリチサトといったブランドでしょうか。
でも女性タレントさんのそのことばが妙にひっかかって、「かわいいけど、セクシーさはない……たしかになあ、セクシーさをもっと追求してもいいのかもしれない」と思ったのです。
かわいい下着を集めているという女性芸人さんは、キャラもあって実際にはどうかわかりませんが、なかなか彼氏ができないというキャラでやっている人です。
そして、セクシーさがないと言ったタレントさんは、長い髪をかき上げるような、女っぷりたっぷりの方でした(誰かははっきり覚えていないけれど)。
どちらがいいというわけでもないけれど、きれい要素も取り入れたら、もっと幅が広がるなと思ったんです。私も、そのお笑いタレントさんも。(余計なお世話・笑い)
ああそっか、かわいい柄のものもおしゃれではあるけど、どちらかというと「女の子っぽい」の要素が強くて、「女っぽい」とはまた違うなと思った私は、選択肢の中に、「女っぽいもの、セクシーなもの」も意識的に入れるようになりました。
かわいらしい柄やモチーフのもの以外に、レース使いがきれいなもの、透け感の繊細な素材のもの,、光沢のあるシルクのような素材のものとか。
かわいいものがだめでセクシーなものがいいという話ではなくて、何でも自分が好きなものを選べばいいと思うんです。
かわいいものも、私はいいなと思ってときめいて選んでいましたしね。
ただ、好きなものを選んでいると、気づくと同じようなテイストのものばかりに偏っていることってありませんか?
ハンカチも下着もお洋服も。
なので、意図的にいつもの自分とは違うテイストを選んでみると、また楽しみが増えて楽しいです。
今日のテーマを決めて買い物してみるとか。
いつもと違う自分、少し背伸びした自分に出会えて楽しいですよ。
女性は、かわいいも、きれいも、かっこいいも、選択肢がたくさんあって、そのときの気分でいろいろ選べるのが楽しいですね。
黒のタートルネックしか着なかったスティーブジョブズが聞いたら、肩をすくめられそうです(笑)。