【ご相談】社内恋愛での失恋。居場所がない。元カレが羨ましい。
ワイシャツ腕まくり!
緩めたネクタイ!
なんであんなにかっこいいんでしょう。
‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
昨日の「最愛」、後半だけ見たのですが、最後のシーンの松下洸平さん。
やばーい!!!
ワイシャツ腕まくりに緩めたネクタイって、なんであんなにかっこいいんでしょう。
世の女性のみなさんは、うんうん共感してくれてると思うのですが(笑)。
ちょっと疲れた感じのサラリーマンって風情の何の変哲もないスーツっていいですね。(警察官役だけど)
それで必ずヒロインを助けにきてくれる。
やばすぎでしょう。
ジャルジャル後藤さんの顔が好きすぎたけど(笑)、松下洸平さんもなかなかにやばいです。
吉高由里子さんも、田舎の純朴な高校生と、東京の大企業で社長張ってる感じのギャップがイイ!
ストーリーも気になるし、これはちゃんと見なければ!
だけど「Nのために」と同じスタッフなんだってさ……。せつない結末にならないか心配。まあそれで賀来くんと榮倉奈々ちゃんは結婚したんだけどね。
さて、「居場所」ってどうやったらできるんでしょう。
目を見張るような成果を挙げて、みんなから必要とされたら?
人よりずば抜けた才能を開花させたら?
がんばり屋のあなたにとっては意外なことが、自分の居場所を作る秘訣かもしれません。
ということで、本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。
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※オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。
どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)
【ご相談】元カレが羨ましい。
1年前に転職した会社で仲良くなった方と入社4ヶ月で付き合いはじめ、交際半年ほど経ってから引越しと同棲をスタートさせたのですが、5日ほどして、我慢してきたことをもう頑張れない、これ以上自分は変えられない、1人になりたいと別れと同棲解消を告げられてしまいました。
我慢させてきた原因は自分の依存的な態度だったと思います。
会社で自信が持てませんでした。
大きな失敗から役を外されたり、悩みを相談できる仲間が彼以外にいなかったり、なんとなく会社に対して疎外感、孤独感を感じていました。
そんな中で心理的に彼だけを心の頼りにしてしまっていました。
結果的に常に一緒に居たがったり、イライラをぶつけてしまったり、彼の出すSOSサインも、自分の被害者意識が優って受け入れることができませんでした。
現在は実家に帰って休職中なのですが、
仕事に戻ることがとても怖いです。
「彼のせいで自分の人生が」という恨みはだんだんと消え、「辛い状況は自分が作り出しているんだ」という当事者意識に変わりつつあります。
ここまでダメージを受けているのは、失恋だけが要素なのではなく「彼がいなくても自分にはこれがある!」という職場での居場所や仕事の成果、コミュニティを作ってこなかったからで、今になって一気にそれと向き合わなければいけない状況になったのは彼のせいでもなんでもなく、まぎれもない自身の問題なんだと思っています。
でもやっぱり仕事に戻ることがとても怖いです。
彼は、職場でしっかり自分の成果と地位をつくり、会社の人からもたくさん信頼されていて愛されています。
居場所があります。
そんな姿を見るとどうしても羨ましく、みじめな気持ちになります。
どんどん立ち直って自信取り戻して、次の恋に向かっていくこと、自分との思い出が過去のものになっていくことを見つめつづけることも悲しいです。
私も、この会社で仕事を頑張って、前向きに働けるようになりたいです。失恋からも立ち直りたいです。そこでもう彼に頼ってはいけない、自分1人で戦っていかなければいけないと、わかっていても辛いです。
こんな毎日、どんなふうに過ごせば少しずつ心が軽くなっていくでしょうか…。
まりんさん
【いなこからの回答】
まりんさん、はじめまして。
いなこと申します。
このたびは、ココロノマルシェへご相談をお寄せくださりありがとうございます。
>「彼のせいで自分の人生が」という恨みはだんだんと消え
とありますが、彼のことは十分に恨みきれたでしょうか。
こういうときは、へんに正しくあろう、いい人であろうとせずに、十分に恨みきってくださいね。
腹立ちますよねー!自分だけ進んでいきやがって!って。
私も一緒に怒ってます!
よけいなお世話
ご相談文を通してまりんさんは、過去の自分について、反省を通り越して、すごく責めていらっしゃるように感じました。
人って、辛いときほど、自分を責めてしまうところがあるんですね。
それは、
「自分ががんばれば、この辛い今を、何とか回避できたのではないか」
「より良い今のために、もっとできることがあったんじゃないか」
という思いからのことだと思います。
それも、自分のためであることには変わりないのですが、結果的には、過去の自分を責めていることになるんですよね。
と、偉そうに言っていますが、私もすっっごくやっていましたホホ(^^;
だけど今、まりんさんが、
「自分のこんなところに原因があったのではないか」
と考えておられることは、
今回のことがあったからこそ気づけたことなんです。
もっとこうすればよかったと思うこともあるかもしれませんが、
そのときはわからなかったし、
できるなら絶対にしていたはずです。
だから、
いつのときも、自分はできることを精一杯していたんだ、
よくがんばってきたんだ、
ということは、覚えていてくださいね。
そして、1年ほど前に転職されたんですね。
私もちょうど同じころに転職しました。
転職して、仕事を覚えてなじむことも大変なのに、1年のうちに、大きな役を任されるなんて、かなり急ピッチで努力されたんじゃないかと思います。
そのことにも、本当にお疲れさまですm( )m
この1年、本当にジェットコースターのように、いろいろなことがあり、大変でしたね。
まりんさんは、今きっと、人生の転換期にいらっしゃるんだと思います。
>会社で自信が持てませんでした。
大きな失敗から役を外されたり、悩みを相談できる仲間が彼以外にいなかったり、なんとなく会社に対して疎外感、孤独感を感じていました。
>そんな中で心理的に彼だけを心の頼りにしてしまっていました。
とのことですが、
まりんさんは、常日頃から、
「人に迷惑をかけてはいけない」
「人にむやみに頼って負担をかけてはいけない」
と思っておられるのではないでしょうか。
お願いごとをするのが苦手ではありませんか?
人に気を遣って頼むくらいなら、自分でがんばってやっちゃった方がいいわ、と思っているふしはありませんか?
>「彼がいなくても自分にはこれがある!」という職場での居場所や仕事の成果、コミュニティを作ってこなかった
とおっしゃっていますね。
まりんさんは、
なにか自分が、圧倒的に秀でたものや、誰もが黙るような成果がないと、
人から愛されない、
居場所は作れない、
と思っていらっしゃるのかもしれません。
だけど、「居場所がない」のは、
圧倒的に秀でたものや、誰もが黙るような成果がないからではなくて、
人に迷惑をかけず、
負担をかけずに、
自分1人でがんばりすぎてしまったから
だとしたら、どうでしょう。
まりんさんが、
人に迷惑をかけずに、
負担をかけずに、
1人でがんばって来たから、
人は、まりんさんの世界に、入りこむことができなかった。
まりんさんが、「居場所がない」と感じているように、
周りの人は、「まりんさんの世界の中には、自分の居場所はない」と感じているんです。
単なる壮大なすれ違いをしているんです、お互いに。
もしかしたらまりんさんは、
「居場所があるから、人に助けてもらえる」とお思いかもしれませんが、
逆なんです。
助けさせてあげるから、居場所ができるんです。
まりんさんが、ある人に、
「ちょっと助けてほしい」
と声をかければ、
その人には、「まりんさんを助ける人」という役が与えられます。
まりんさんの世界のエキストラから、やっと名前の付いた役がもらえるんです。
まりんさんの世界の中で、その人に居場所が与えられるんです。
同時に、その人の世界の中にも、まりんさんの居場所ができます。
まりんさんが、自分に助けを求めてきた。
その人の世界の中で、まりんさんには、「自分を頼ってくれる人」という役が与えられます。
逆、なんです。
まりんさん、本当にずっと、1人でがんばってこられたんですよね。
きっと、何かのきっかけがあって、人に頼ってはいけないと思ってがんばってこられたんだと思います。
よくここまでこられました。
誰にも負担をかけまいと1人でがんばってこられた分、意気投合した彼に、今まで1人で抱えてきたものを、ドバーッと降ろしてしまったのかもしれません。
これまでずっと1人でがんばりすぎた分、加減がわからなかったのかもしれません。
彼が、口ではなんとおっしゃったのかわかりませんが、まりんさんが心から憎くなったわけではなく、応えられないことを申し訳なく思う気持ちから、逃げ出してしまいたくなったのではないかと思います。
とはいえ彼も、自分の気持ちをどう自覚しているかはわかりませんし、ここでは彼の気持ちについては置いておきますが、
とにかくまりんさんは、彼を苦しめようとしてしたことではなく、ただただ1人でがんばりすぎてきての結果なので、もうこれ以上、ご自分を責める必要はないんですよ(^^)
今回のことは、
「お付き合いしている特別な人でなくても、もっと気軽に周りの人に甘えていいんだよ」
ということを知るための、できごとだったのではないでしょうか。
今はご実家で休職中とのことですが、同じ職場の彼を見るのは辛いですよね。
休めるだけ、休まれてください。
恥も外聞もなく、いっぱい彼を恨んでください(笑)。
自然に触れたり、おいしいものを食べたりして、ゆっくり休んでください。
そして、会社に戻られるとしたらそのときは、
誰かに
>やっぱり仕事に戻ることがとても怖いです
という気持ちを、そっと打ち明けてみてください。
怖いとき、弱っているときこそ、人に役割を与えてあげるチャンスです。
すなわち、居場所の作りどき、なんです。
「私、休職してて、ブランクもあるし、不安なんだ。
わからないことがあったら教えてね。」
と、誰かを頼ってください。
上司でも、その他の同僚でも、まずは誰か1人、まりんさんが言いやすそうな人でいいです。
何かたいそうなことをしてもらわなくてもいいんです。
不安な気持ちをちょこっと言える人がいるだけで、結構安心できるものです。
そんなこと急に言われたら、相手は困るんじゃないかと心配であれば、
「こういうこと言える人がいるだけで安心する。
聞いてくれるだけでいいから。」
と言っておけばいいと思います。
人って、まりんさんでなくても、居場所があると思えていることって少ないです。
案外、
「私はここにいてもいいんでしょうか……?」
と思いながら生きていたりします。
だから誰かに、そんな風に頼られたら、うれしかったするもんです。
まりんさんだったらどうですか?
こうして何気ないことばを交わすことから、居場所ってできていくものだと思います(^^)
これからは、
>自分1人で戦っていかなければいけない
のではないのです。
逆です。
これからは、いろんな人と、一緒に生きていくんです。
今はそのための、転換期なんです。
あ、練習として、犬を連れたり、道をゆっくり散歩しているやさしそうなおばあさんにあいさつしてみるのもいいですヨ!
きっとうれしそうにおしゃべりしてくれます。
「私が声をかけると、こんなによろこばれるんだなあ」という経験ができます。
もし声かけていやがられたら、それは単にハズレのいじわるばあさんに当たっただけです。
おい
気にせず次行ってみよう〜。
笑
何はともあれ、とりあえずはゆっくり休んでくださいね。
あ、最後に大事なこと!(笑)
人を頼りにくい気持ちの根本を癒していくなら、カウンセリングのご利用もおすすめです(^^)
ずっと応援しています(^▽^)
ご相談ありがとうございました!
11月のカウンセリングは、
10月31日(日) 20:00〜
ご案内します(^▽^)
▽いなこの雰囲気はこんな感じです
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