不快な感情との付き合い方
「悲しい」とか「さみしい」といった不快な感情を感じるのが辛すぎると人は、感情を感じないようにすることがあります。
心理学的にはそれを、「感情に蓋をする」と言ったり、「感情を切る」と言ったりします。
とても辛い状況なはずなのに、淡々とすべきことをこなしている人は、感情を切っている状態なのかもしれません。
’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
感情を切るのは、自分の心を守るための無意識の戦略ではあるのですが、不快な感情を感じないようにすると、「うれしい」とか「楽しい」といった、快の感情も感じられなくなります。
私はここが、いまいちわからなかったんですよね。
なんで悲しみを感じないようにしただけで、楽しさもうれしさも感じられなくなるの?
そんなのずるい! ←何が
でも、そういうことかと最近腑に落ちました。
鼻詰まりの時って、においがわからなくなりますよね。
風邪とかアレルギーとか、あるいは最近なら、コロナの症状で、嗅覚障害を経験した方もいらっしゃるかもしれません。
鼻が詰まっていると、くさいにおいも嗅がなくてすみます。
だけど、いいにおいも嗅げないんですよね。
くさいにおいで不快になることもないけれど、洗いたての洗濯物のにおいとか、焼きたてのパンのにおいとか、森の中の土や木のにおいとか、そういういいにおいも、嗅ぐことができなくなるんです。
「においを嗅ぐ」という機能が働いていないんだから当然ですよね。
「感情を切る」というのも、それと同じことかあと、ふと腑に落ちたんです。
不快な感情を感じないように、感情という機能のスイッチをオフにしているわけだから、他のすべての感情も感じなくなって当然ということなんですね。
ね?スッキリ理解できたでしょ?
っていうかわかってなかったの私だけかな?
こうして気づいてみると、当たり前すぎることですね。笑
においも、嗅いでみないと、不快なにおいか、快なにおいかはわかりません。
同じく感情も、感じてみなければ、それが不快なのか快なのかはわからないんですよね。
感じる前に、取捨選択はできないんです。
とはいえ、不快な感情に取り込まれているときは、本当に辛いものです。
悲しい、
さみしい、
苦しい、
不安、
悔しい、
いらいらする、
焦る、
腹が立つ……
一刻も早く、そこから抜け出したくなりますが、感情というのは、ナビなんですね。
自分が、どんなものが好きで、どんなことが合っているのか。
それを教えてくれるのが、感情なんです。
嗅覚が、危険を察知するためのセンサーであるように、感情もまた、人間が生きるために必要なものなんですね。
だから不快な感情を感じたときは、
私は、今の状況の何が嫌なんだろう?
では私は、どうしたいんだろう?
と、自分に問いかけてみてください。
すべての感情は、自分らしく生きるための味方であるという視点を持ってみてみると、辛い感情の中にいる時の心持ちも、変わってきますよ。
今日も大阪城公園に行ってきました。
でも、朝早くに目覚めてしまって、二度寝をしたらもう9時前……その時点でイラッとし、スタートがもううまくいかないと、その後もダラダラしてしまいます。
洗濯物を干したりとかいろいろしていたら、結局11時半くらいになって(何してた?)、「あーもう半日無駄にした!もういや!」とさらにイライラし、今さら行ってもなあ……と迷ったのですが、「朝ごはんと思うから、イライラするんだ。早めのお昼ごはんと思おう。そしたらお昼からは有意義に過ごせるはず」と思い直し、行ってきました。
パンを買ったり何だかんだしていたら、結局12時過ぎていて、お昼ごはんとしても早めでも何でもなくなっていました。(イライラ)
やっぱり朝より人は多めですね。
でもいつものベンチは空いていた。
よかったー。
今日はいつもと違うパン屋さんにしてみました。
チキンカツにタルタルソースときたら、選ばないわけにはいかないのです……!
クロワッサンは、いつものお店より重め。
焦げてる?今日は焦がしちゃいましたか!?
トータルで、いつものお店の方が好きかなあ。
トライアスロン大会が開催されていました。
トライアスロンって、、走る、自転車はできるけど、泳ぐってどこでするの??
まさかお堀で……?
と思ったら、ほんとにお堀で泳いではりました!
ギョギョギョ!
トライアスロンできることもすごいけど、そのためにお堀で泳げる情熱がすごい! ←ほめてます
私はお堀に顔をつける勇気はないけど、がんばってください!!!
まんまと不快感情に呑みこまれた人。
来週こそは、早朝に動き出すぞー。
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「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)
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