'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

自分が本当に欲しいものをわかっている人は幸せな人。

f:id:inainaco:20201021212740j:plain

 

 

 

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

 

前回、「ない」を裏返したら必ず「ある」という話を書きました。

「ないものじゃなくあるものを数えましょう」と、言われましても。 - 'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

 

 そして実は、その裏側の「ある」が欲しいから、「ない」状態にしがみついているのかもしれない、ということをチラッと書いたのですが。

 

 

これは、心の勉強をしている方なら、よく聞く話だと思います。

 

生き物って、メリットのないことはしないんですよね。

動物だとわかりやすいですが、人間もそうなんです。

つくりが複雑なんで、一見わかりにくいですが(笑)。

いやだいやだと言いながらも、その状態が続いているということは、自分にとって何かしら、その状態でいることにメリットがあるんだと考えられるんです。

  

「ない、ない、あれがほしい」と言っていても、実は、その「ない」の裏側の「ある」が必要だから、そのままでいるということ。

 

 なんだけど。

悩んでいる最中に、これを言われるとカチンときます。

少なくとも私は(笑)。

 

「口ではいやだいやだと言っているけど、ほんとはあなた自身がその状態に何かメリットを感じているのです。

すべて自分が深層心理で望んだことが叶っているのですよ。

変わりたいとか言いながらあなた、ほんとはそのままでいたいのです。」

 

なーんて深刻に悩んでいるときに言われた日には、

カァーッチイィーーーンッッ!!!(怒怒怒)

ときます(笑)。

 

 

本人は本気で悩んでますし、どうしてこうなるんだろう、辛いよ、この状態から一刻も早く抜け出したい、助けてほしい(涙)。

と必死なんです。

 

なのに、

「あなたが望んでいるからそうなってるの。」

なんて言われたら、

 

「こんなに苦しんでるのに、それは結局私のせいだと言うの?

こんなこと、自分で望むわけないじゃない!

こんなにしんどいのに!

さらに私が悪いと責めるわけ?

こんなに苦しいのに、まだ私にがんばれと言うわけ!?」

という気持ちになります。

 

苦しいのは自業自得だ、

君が悪いんだ、

と責められたような気分になってしまうんですよね。

 

 

私もこれを言われるのはあまり好きではありません。

わかっているけれど、わかっているだけに、痛い(笑)。

 

 

だけど、本人が良いとか悪いとかそういう話ではないんです。

ただの仕組みの話なんです。

仕組みを知って、根本的に解決していこうという話なんです。

 

 

 

たとえば、

「結婚できない」

という「ない」を裏返すと、

 

自由な時間

自由な恋愛

自由になるお金

自分を異性にさらけ出さなくていい

夫に裏切られるなど、結婚に失敗しなくていい

親戚づきあいをしなくていい

子どもを持たなくていい

 

などの「ある」があります。

 

 

これらの「ある」は、今私がとりあえず思いつくままに書き出しただけです。

人によって「ある」は違うし、その重みづけも違います。

 

 

で、もしかしたら自分は、この中の1つ、あるいはいくつかの「ある」を手放したくないのかもしれない、

だから、「結婚できない」という状態にとどまっているのかもしれない、

という目で見てみるのです。

 

自分ではそんなつもりはなかったり、心の奥底に沈めていたりするので、すぐにはピンと来ないかもしれませんが、まあ、だいたいそこに答えがあったりするんですよね。

悔しいけど(笑)。

 

 

そういう目で見続けていたら、あ、もしかして、とピンとくる日が来ます。

ピンとくるのをみつけたら、そこにアプローチしていく。

 

 

「私は、結婚して自由がなくなるのがイヤなのか。

なんで自由でいたいの?

結婚したらほんとに自由はなくなる?」

 

たとえばそんな風に、もつれている思いを解いていきます。

 

 

あるいは、

「ない、ほしい」と思っていたけれど、そう言われれば、裏返しの「ある」の方が私には大事だわ。

と思えたら、それでもう解決です。

 

「周囲にいろいろ言われるから、結婚したいような気になってたけど、よく考えたら私、1人で自由に生きる方が好きだわ。

このままで幸せだったわ。」

 

そういうことなら、悩む必要のないところで悩んでいたのだということがわかります。

 

 

 

とまあ、そうやって、根本的に解決していくためにも、「ない」を裏返しにして見てみよう、ということなんですよね。

 

ちなみに、自分にとって必要な「ある」は、その時々で変わってもいいです。

前は、1人で自由が1番!と思っていたけれど、やっぱり誰かと生きたいと思てきたら、いつからでもどこからでも方向転換していいです。

よい子のみんなは、1度自分で決めたからには守り通さねば!と思ってそうなので、念のために付け足しておきますね(笑)。

 

 

 

いやぁ、人の思考って、本当にややこしいものですね(^^)

水野晴郎風に)

 

自分がほんとに欲しいものさえ、わかっていなかったりするんです。

 

自分がほんとに欲しいものをよくわかっている人は、幸せな人です。

 

 

 

【広告】それをわかるよう一緒に解きほぐすのがカウンセラー!答え自体はあなたの中にあります⭐︎