癒しは必ず進んでいる。
寒くなってきた季節の雨は、少しもの寂しい気がしますね。
'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
私が心理学だとか心のことことについての読み物をネットで読み始めて10年ちょっとになるでしょうか。
世間的にも、10年ちょっと前から、そういうのがブームになってきたように思います。
あ、そうだ、それとスマホの普及ですね。
私もガラケーからスマホに替えてから、パソコンより手軽にいつでもどこでもネットを見られるようになって、ネット上の読み物を頻繁に読むようになったんだと思います。
ちょっと話がそれましたが、その10年ほど前からしばらくよく読んでいたカウンセラーさんたちのブログを、この間ふと思い出し、今はどうされているかなあと久しぶりに読んでみました。
ここ数年は、心の読み物といえば、根本裕幸師匠はじめ、その界隈の流派（？）の方のものしかほとんど読んでいなかったんですね。
で、久しぶりに昔読んでたブログを読んでいたら、変わらず今も発信されている方が多かったのですが、、、読んでいるうちに。なんだか嫌な、暗い気分になってきたんです。
その、昔読んでいたブログのカウンセラーさんやその内容が悪いとかいうことではなく。
それを読んでいた当時の自分の気分が蘇ったんだと気づきました。
それを読んでいた頃、たぶん私は、幸せになる答えを探し求めて、すがるような気持ちで読んでいたんですね、きっと。
当時はそんな明確な自覚はなかったです。
でも今思えば、とても心もとない気持ちでした。
そして、当時の自分を俯瞰して、それがわかるようになったということは、私はだいぶ癒されてきたのかもしれないなあと感じました。
心の読み物を読み始めた10数年前は、最初はおもしろくて夢中で読み漁っていましたが、カウンセラーの勉強を始めたときほど深く学んでいたわけではありません。
なので、表面上の理解だけで、たとえば、「自分を大事にしよう」とか、「お金を自分のために使おう」ということばの意味１つとっても、本質的な理解はしていなかったと思います。
だから、極端に走った実践をしたこともありました。
本質を理解してやるんじゃなくて、
「これをやればいいことがあるんだよね！？
本当だろうな！？」
という気持ちで。笑
気分良くやってるというよりは、運任せの取引みたいな。笑
だけど、２年前カウンセラーの勉強を始めて、巷でよく言われる、たとえば「自分を大事にしよう」とかの本質的な意味がわかってきました。
そしてまた、少しずつ少しずつ、自分の中で何が起こっていたのか、何がどうなっているのかがわかってきました。
今もまだ、解明途中ですし、まだまだ不安もありますが、それでも、昔に比べたら、だいぶ自分の輪郭が見えてきた気がします。
それに伴って、自分というものがしっかりしてきたというか、地に足が着いてきた感じがしています。
その昔の気分を思い出して、さらにそう感じたんですね。
十数年前の自分は、自分に何が起こっているのか、自分はどういう状態なのかもわかっていなかったし、わかっていないこともわかっていませんでした。
もうこの文がわからない。笑
あの頃、そんなに自分を取り巻く環境も悪くなかったし、みんなに囲まれて笑ってもいたし、何なら転職を経験したこの数年の方が状況的には激動だったけど、自分というものがわかっていなかったので、どこか不安や寂しさ、心もとなさを感じていたんですね、きっと。
何か、幸せじゃない。
私には何もない。
そんな不安が奥の方にあって、すがるように心の読み物を読んでいたんです。
そういう場面の自分を思い出すと、透明人間のような、顔のないのような心もとないイメージが浮かびます。
当時は自覚なかったので、今となっては、ですが。
久しぶりに昔読んでいた読み物を読んで、自覚はなかったけれど、私はあのとき、すがるような気持ちだったんだなあと気づきました。
そして、「あの頃よりも、今の方がずっといい気分だわ」と思えました。
でも、すがるように読んでいた頃があっての今。
わからないなりにあれこれやって、空回りした時期も経ての、今なんです。
それでもまだまだ今も癒しの道半ばですけどね。
何が言いたいかというと、訳もわからないなりにいろいろやってもなかなか人生が好転しない、私はアリ地獄の住人と思っていても（笑）、少しずつ進んでいるし、何も無駄ではないし、ふとした瞬間に、ちゃんとそれが感じられる時が来ますよということです(^^)
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