'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

私を小瓶に押し込める、母の曇り顔。

私を小瓶に押し込める、母の曇り顔。

 

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

今日はなかなかの風でした。

午前中は、なんと雨とセットで。

傘を差さなきゃいけないけど、差すと風をまともに受けて進めない。

と思ったら、春一番だったみたいです。

歴史的な場面に遭遇しました。

毎年あるし。

 

 

日曜はこのイベントに出席してくったりして、ブログを書く時間もなく、

レポートを書くと、すごく長くなりそうで無理なのでごめんなさい!とにかく先輩方それぞれ独自のスタイルを確立されていてすごいと思いました。

昨日こそはブログをアップしようと書きかけていたのだけど、同期の仲間とグループLINEが盛り上がりすぎて気づけば一時間以上経っていました(^^;;

 

更新が滞ってごめんなさい。

 

もうほんとに同期の中でも、うちのチームは異常です。

ってこの人が言っていました(笑)。

 

 

その彼女の軽い相談から始まった、分析合戦なのですが。

全員カウンセラーなので、

それはこういうことじゃないか?

これはどう?

私もこういうとこあるけど?

と、怒涛の勢いでLINEが繰り広げられます。

そういうときに少しスマホを放っておくと、未読件数が100を越えてしまいます。

ね、異常でしょ(^^;;

 

で、昨日はそんな日で、その春香の相談から始まったはずが、

予想外に私まで気づきを得て、

また自分のベールが1つめくられた気がしました。

 

と、その気づきを書きたいのだけれど、

私個人のエピソードを般化させて、みなさんにも役に立つように書こうと思うと、仕事終わりの時間とエネルギーでは書けそうにないので、またいつか書けたら書きますね。

セクシャリティからの親子関係からのパートナーシップ、みたいな内容です。

 

 

 

その代わりに、その後1人のときに気づいたことを今日はサクッと。

 

 

とまあ、昨日はそんな話をさんざんして寝て、

今朝起きたんですね。

そりゃそうだ。

 

昨日わかったことの1つは、

「私はやっぱり父が好きで、助けてあげたかったんだ」

ということだったんです。

 

私は意識の上では、特にお父さんっ子でもなかったし、

うっとうしく思ったこともたくさんあったし、

「大きくなったらパパと結婚するー!」とかキモい(そう言ってる女の子がキモいのではありません。私が、と考えたら、です。笑)、父ちゃんは父ちゃんだろ、って子どもの頃から思ってきたんです。

 

でも父は父として、もちろん好きでしたよ。

母も母として好きでした。

 

 

でもその好きは、自分が思っていたより深かったのかもしれない。

生い立ちが人より少しさびしくて、

あたたかい家庭というものに憧れていた父を、

安心させてあげたい、よろこばせてあげたいという気持ちが、

ともすれば人生の優先課題の1つに挙がりかねないくらい、すごく大きかったんだなと確認しました。

 

 

だけど、私は普段は父にそんなに当たりがやさしいわけではないし(笑)、

「私、お父さんを助けたくて生まれてきたのかも」なんてこっぱずかしくて言えないけど、

言ったらすごくよろこぶだろうなと思ったんです。

 

「そうかそうか、ありがとうありがとう。

お父さんはあんたらが元気やったらそれでええから。」

と、照れて話を早く終わらせようとすると思うけど、すごくよろこぶと思います。

 

 

まあ日常生活の中では言えないけど、

たとえば結婚式の花嫁の手紙としてなら、私は言えるな。と思い、

お式の日取りは未定ですけど。コロナ中なので。←ウソ

想像してみたら……

 

 

言えるけど、母のことが気になったんです。

 

 

母がそのとき、どんな顔をしているか。

 

母が微妙な顔をする。

母の顔が曇る。

母が嫉妬する。

 

 

あ、これや。

また見つけてしまった。

 

これ私の生きづらさの一因。

 

 

母の嫉妬は、「娘に夫をとられること」ではありません。

 

「子どもを夫にとられること」です。

 

 

母は昔から、父と、私たち子どものとりあいをしていたんです。

 

いや、父は最初から戦っていません。

参戦していません。

「子どもはやっぱり母親が1番や」と、子どもからの人気に関しては、母を立てていました。

 

でも、母は、子どもの1番でいたいんです。

というか、父には負けたくない。

 

 

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 子どもの頃、こんなことがありました。

 

日曜日のお昼前、母がベランダで洗濯を干しているので、

その間、父が私たち子どもを、近所のお菓子屋さんに連れて行ってくれたんです。

 

父に大した意図はないと思います。

父はその頃タバコを吸っていたから、

自分のタバコでも買いに行くついでに、散歩がてら、子どもたちを連れて行ったのでしょう。

 

お菓子かアイスか何か、1つずつ買ってもらって、帰ってきたのだと思います。

トータル30分もないはず。

 

 

父抜きで、母と妹と3人だけで出かけることはあっても、

母抜きで父と3人っていうことは、ほとんどありませんでした。

平日は父は仕事だし、並ぶとか買い物ブラブラとかは大嫌いで(笑)、ショッピング系なら父は家で待ってるという人だったので。

 

 

めずらしく父と出かけて、

お菓子を買ってもらって、

「ありがとう〜」って感じで帰ってきたら、

 

母の機嫌が悪い。

 

表情がこわばっている。

 

オーラが暗い。

 

 

主婦のみなさんなら、

旦那が子ども連れて出かけてくれたら助かる〜という方もたくさんいらっしゃると思うんです。

 

でもうちの母は、父に、子どもたちをとられたくなかったんですね。

 

母抜きで、子どもを連れて行ったのが気に食わない。

 

いや、あるいはやっぱり、根底には、父に、

「子どもたちだけじゃなく、自分にももっとやさしくしてほしい。」

みたいな嫉妬もあったのかもしれませんが。

 

 

からしたら、父か母かというところにこだわりはなく、

「誰かが何か好意でしてくれた」という気持ちがうれしくて、

せっかく楽しい気分だったのに、

予想もしないところで急に暗い気分に突き落とされるんです。

まさかそんなことで、嫌な顔されるなんて思いもしなかったところで。

 

 

あーもう、この前もそんなこと書いたけど、

そんなんいっぱいあったわー!

 

 

せっかく楽しい気分で、

何も悪いことしてないと思っているのに、

予想外のところから、急に落とされること。

 

母の拗ねのせいで。

 

 

お父さんにお菓子買いに連れて行ってもらったことはうれしいし、

ありがたいけど、

私がよろこんだらお母さんが悲しむから、

堂々と笑えない。

 

でも、笑わないと、せっかくのお父さんの好意をむげにするようで、心が痛む。

お父さんがかわいそう。

 

でもここで私が笑ったら、お母さんの顔がもっと曇る。

それが怖い。

この空気がしんどい。

 

 

この葛藤と悲しさで、私は、結局ムスッとするしかありませんでした。

 

 

ほんと、こういうことがちょくちょくとあったなあ。子どもの頃は。

 

 

夫婦2人の仲は、そんなに悪くなさそうだったんですよ?

 

だけど、母は、父に恨みが募っていたのでしょうね。

ちゃんと言わずに機嫌を悪くするだけだから、父も何が悪かったのかわからないし。

父に甘えていたとも言えるかもしれない。

かわいくない甘え方だけど。

 そして、母の自己肯定感が低かったんでしょうね。

 

 

私たち子どもが、父方の祖母や、いとこと仲良くすることに対しても、同じようなところがありました。

 

あー、こう考えると、何か毒親的な気がしてくる。

その言いようは、あまりに母がかわいそうだけど。

 

母に愛されているのはわかっていたし、

私も好きでしたし、

すごく子どもに献身的で、

なんだかんだで文句言いながらも、父にも献身的だったように思う。

 

それでも、それだからこそ、母の曇り顔は、本当に私を抑えつける強大なストレスでした。

 

 

お父さんとは、父方の親戚とは、思いっきり仲良くすることはできない。

母を差し置いて、あからさまに仲良くすると、母の顔が曇るから、控えめに仲良くしないといけない。

お父さんは、父方の親戚は、なにも悪いことはしていないのに、私も仲良くなりたいのに、思いっきり応えることができず、申し訳ない。

 

 

 

そしてここからですよ。

 

この、

「応えられなくて申し訳ない」

という感情。

 

そして、

「せっかく楽しい気分でも、いつどこで急に思わぬところから突き落とされるかもしれない」

という恐れ。

 

これが、私のパタンになっているんじゃないかと思えてきて。

 

○好きな人に好かれている気がしても、好かれていることを信じきれずに、怖くて応えられない。

仲良くなれるし、いい感じにもなるのに、本当に好きな人には、どうしても好きと伝えられない。

向こうは、曖昧な私の態度に進むことも退がることもできず、嫉妬させたりしだしておかしくなる。

それでも私は踏み込めずに、葛藤して葛藤して、本当は応えたいし応えられるのに、結局「応えられなくてごめんなさい」という悲しみで終わる。

 

○後でがっかりするのが大っ嫌い。

いいことがあっても、よろこびすぎたら逆転してしまう気がして、よろこびを抑えてしまう。

手離しで思いっきりはしゃぎきれず、常に冷静に辺りを見回している自分がいる。

 

○嫉妬されないように、あらかじめ自分を落としておく。

自分を一番下げることで笑いを取っておいて、その場にいる全員を安心させたい。

 

 

すべてがこの母の曇り顔のせいではありませんし、

自己肯定感が低いことやその他の問題も絡んでいますが、

とにかく、母の曇り顔は、大いにストレスだったと思い出しました。

母の曇り顔に、私はめちゃくちゃ自由を制限されていました。

 

今なら、拗ねてる母親のことはまたかと気にせず放っておいて(おい)、

父方の親戚にも、

「うちの母親、ああいうとこがね、あんまり賢くないというか。悪気はないんですけどね、ごめんなさいね。」

とか笑いを交えてこっそり言えると思います。

妹とぐちり合ったり。

 

もう今は私たちも大人になって、子どもの取り合いもないですけどね。

特に妹が結婚して、私も家を出てからは、夫婦2人で生きていくんだということがわかったのか(えらそう・笑)、お互い学習して当たりも柔らかくなったし、2人で出かけたり旅行行ったりしています。

 

 

読んでくださった方の参考になるように般化させて、と思ったけれど、もう力尽きそうです(笑)。

 

ただの個人的エピソードになっちゃいましたが、私を小瓶に押し込めようとするいやな思い出を、どうしても書いてはっきりさせてさよならしたかったので。

 

この思いとは、もう金輪際さようなら。

 

私は自由に感情を表現するし、好きな人と好きなように過ごします。

 

 

 

 

 

 

 ▽小瓶のコルク栓なんて、スポンと抜いちゃえ!

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