'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】職場の先輩を見れば自分の3年後がわかるというけどああはなりたくない―その先輩の魅力が見えるようになったとき、あなたの可能性はもっと広がる―

【ご相談】職場の先輩を見れば自分の3年後がわかるというけどああはなりたくない―その先輩の魅力が見えるようになったとき、あなたの可能性はもっと広がる―

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

▽元のご相談文はこちら

職場の先輩達を見て不安になり転職をしてしまいます。 | ココロノマルシェ

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】職場の先輩達を見て不安になり転職をしてしまいます。

私は専門学校を卒業後、公務員7年→農協職員3年→半導体製造業(現在)と仕事をいくつか転職してきました。

やってみたいと思って始めた仕事なので、とくに嫌な業務もありませんし、人間関係も本当に困ったことはありません。

ですが、『この会社での自分の進路は3年上の先輩をみたら分かる』みたいな言葉をきいたことで、不安が増えた気がします。

頑張ってもあんな風にしかなれないのか、とかどれだけ社内で表彰されても給料は変わらないのか、とか。

また、人間関係には問題ないといいましたが、自分より高い給料を貰っているのにおしゃべりだけして面倒なことを後輩やパートさんになげる先輩、手当を4万も貰ってるのに業務中寝るリーダーなど、そういう人を見るたびにすごい怒りが湧いてきて、イライラしてしまいます。(直接本人に何か言ったりすることはありません。)

そういう不安や怒りがあると、だんだん自分が優しい人でいられなくなり、ここで頑張ってもしょうがないと思ってしまって仕事へのやる気がなくなってしまいます。

お金への執着が強いんだろうなとは思うのですが、手放し方がわかりません。

今も職場で同じようなことが起こり、転職を考えているのですが、きっとこのまま転職しても同じことが起こりそうでどうにか変えていきたいです。

アドバイスよろしくお願いします。

ちるさん

 

 

【いなこからの回答】

ちるさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

「この会社での自分の進路は3年上の先輩をみたら分かる」

言いますよね。

どこからか誰からかは覚えていませんが、私もそんなようなことを何度か目にしたことがあります。

意識高い系の方とか、ゴリゴリビジネス系とか、ガンガン啓自己啓発の方がおっしゃってそうなイメージです。

 

また、

自分より高い給料を貰っているのにおしゃべりだけして面倒なことを後輩やパートさんになげる先輩、

手当を4万も貰ってるのに業務中寝るリーダー

などを見て、怒りが湧いてくるんですね。

 

 

実は似たようなことを、私も前職場で感じていました。

 

私はコメディカルなのですが、部署トップの上司は基本、担当患者さんを持たず、管理業務のみでした。

部署には、グループ全体で100名ほどの部下がいるわけだから、何かあった時にすぐ動けるよう、トップはそれでいいと思っていました。

が、それでも、普段は割と暇そうで、業務中、みんなが病棟でバタバタする中、1人スタッフルームのデスクであくびをしていたり、定時すぐに帰っているのを見て、なんだか情けないなあと感じることもありました。

 

人間関係はよく、働きやすい職場でした。

しかしその分、のんびりした雰囲気もありました。

保守的で、なあなあ感があるとも感じていました。

 

 

患者さんを診て、昼休みには家庭の愚痴を言ったり、テレビや趣味の話をしたりして、いつもの仲間と馴れ合って仕事する毎日を繰り返す人生。

 

たしかに、割と条件よく、穏やかには仕事できるけど、そんな人生でいいのか?

 

この中で偉くなったって、それはこの中だけの話。

外に出たら通用しない。

 

このぬるま湯の中で、甘んじていていいのか?

 

 

何かしらで名を揚げたい。

何者かになりたい。

このままで終わりたくない。

 

そんなふうに思っていた私は、当時の直属の上司に、

「"こんなふうになりたい"と思う先輩がいない」

と言ったこともありました。

 

 

そうして私は何者かになって名を揚げるため、前職場を退職し、カウンセラーとイラストレーターの道に進みました。

※細かい経緯は長くなるので端折りますが、前職場は副業禁止だったので、副業のできる今の職場で同じコメディカルの仕事をしながら、カウンセラーとイラストレーターをしています。

 

 

しかし、新しい職場は悪いところではなかったものの、気持ち的になかなか馴染めませんでした。

 

なんだかんだ言いながら、自分がいかに前職場を愛していたかに気づきました。

そんなに好きだった職場を自分から辞めた罪悪感やさみしさに、ずいぶん長い間苦しみました。

 

 

また、個人でビジネスを始めるのは大変なこと。

 

ずっとサラリーマンできた私には、カウンセラー業も、イラストレーター業も、それで食べていくには、やはりそれ相応の覚悟が必要だと気づきました。

そしてそんな覚悟なんてなかったことにも。

慣れ合ったいつもの仲間に、たくさんの安心や愛情をもらっていたことにも、そういう場が私には大切だったということにも気づきました。

 

 

カウンセラーやイラストレーターを本業にできるイメージなんて、まったく持てない。

 

なんで自分は、こんないばらの道を選んでわざわざ苦しんでいるんだろう?

 

あのまま前職場にいれば、こんなに苦しむことなく、あそこで順調に出世して、穏やかに過ごせたのに。

 

自分には、起業する才覚なんてなかった。

 

それなのに、見誤って飛び出してしまった。

 

 

それで、気づいたんです。

 

私が、ぬるま湯に甘んじていると思っていた上司たちは、ぬるま湯に甘んじることを、自分に許していたのだと。

 

ぬるま湯に甘んじることを自分に許すということは、他人に「その程度の人間だ」と思われることも受け入れる、ということでもあります。

 

しかしそんなことを憂うより、自分の特性や性格、本当の望みをよく知って、それに合う環境に感謝して、受け取れているということでもあるんです。

 

 

それは、他者の目を気にして、見栄を張りたくて、何者かになって、名を揚げたいと思っていた自分より、よっぽど大人なことなのではないか?

自分に正直なのではないか?

純粋なのではないか?

強さを持っているのではないか?

自分に向き合えているのではないか?

 

自分の特性や性格、本当の望みをよくわかっていないのに、自分に過度な期待をしていた自分の方が、よほど子どもなのではないか?

 

 

私が直属の上司に、

「"こんなふうになりたい"と思う先輩がいない」

とも言ったときも、その上司は、黙って聞いてくれていました。

そんな失礼なことを言われたら、ムカっときてもおかしくないです。

 

でも、私がやりたいことをやるために辞めると言ったときも、

「そうやって行動できるのがすごい。俺はなかなか動かれへんタイプやから。」

と言って、送り出してくれました。

 

自分を受け入れていないと、なかなかできないことだと思います。

もしも上司が、「こんな自分はダメだ、もっと立派に思われたい」と自分を責めて否定していたら、カチンときて、一言二言反論したくなるでしょう。

内心はキレてたかもしれませんがね。いや、あきれてたのかな。笑

 

 

たしかに組織としてはスピード感はある方ではなかったかもしれませんが、法令遵守で(当然ですが笑)、ホワイトでしたし、部下の声もちゃんと聞いて動いてくれる、信頼してきた上司たちでした。

助けてもらったことも、育ててもらったところもたくさんあります。

苦労してきたところも見ています。

私も末席ながら管理職でしたので、少しずつみんなで働きやすいように作ってきた職場でした。

 

 

私が上司たちを不甲斐なく思い始めたとき、私の心はよくない状態でした。

自分の価値を見失って、ボロボロだったんですね。

▽詳しくはこちら

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

 

自分の価値を見失っていると、それが投影され、他者の価値も見えなくなります。

あの頃の私は、元々無価値観が大きかったところにいろいろあり、自分も周りも、いいところが見えなくなっていたのだと思います。

焦っていました。

 

 

ずいぶん私の話が長くなってしまいましたが、ちるさんには、自分の本音より、外側を気にしてしまっているところはないでしょうか。

 

ちるさんの気持ちも、職場の状況も、私とまったく同じではないと思います。

 

しかし、他人のあれこれが気になるときは、自分を見る目がおろそかになっています。

 

ちるさんは今、そのままの自分に価値があると言えますか?

 

価値のない私だから、

何かを成し遂げなければ。

何者かにならなければ。

お金持ちにならなければ。

と思っているところはないでしょうか。

 

 

 

ちるさんは、どうしたいですか?

どうなりたいでしょう?

何が好きですか?

どんなときに幸せを感じますか?

ちるさんの本当の望みはなんでしょう?

ちるさんは、どう生きたいですか?

 

 

職場の先輩たちのようにはなりたくないから、転職して新たなことを始めるのでもいいです。

それがちるさんの本当の望みであるなら。

 

でも、自分の本当の望みをよく知ることなく、「もっとすごくならないといけない」、「もっと価値を付け足さないといけない」という思いで、理想の先輩を求めて転職するのなら、まずは自分の望みをよく知ることをお勧めします。

 

 

私の上司が実際には、何を思い、考え、働いていたかはわかりません。

結局、特に何も考えてなかったかもしれない。笑

 

ですがもし、上司たちがその環境に甘んじていたとしても、そこにも苦労や強さがあるということに気づいてから、彼らのすごさが見えるようになりました。

 

「患者さんを診て、昼休みには家庭の愚痴を言ったり、テレビや趣味の話をしたりして、いつもの仲間と馴れ合って仕事する毎日を繰り返す人生。」

そんな毎日を繰り返せること、維持していくことの尊さ、偉大さに気づいたんです。

 

それに気づいたことで、外から「すごい」と思われること以外にも、たくさんの幸せがあることに気づけました。

いろんな人のすごさがわかるようになりました。

今、外側の目を気にして「名を揚げねば!」と思っていたときよりも、肩の力を抜いて人生を楽しめています。

カウンセラーも、イラストレーターも、正直まだまだ仕事として成り立っているとは言えないけれども(笑)、少しずつ積み上げる過程を楽しめるようになってきました。

 

 

他者の魅力にどれだけ気づけるかは、自分の魅力にどれだけ気づけているかのバロメーターです。

 

ちるさんには、もっとたくさん自分の魅力に気づき、もっとたくさんの選択肢を自分に許す余地があります。

 

不甲斐ないなと思っている先輩たちを、敬えとは言いません。

ですが、そんな先輩たちにも、苦労や強さがあることを知り、そんな生き方もありだなと思えたとき、ちるさんは自分の前に、いろんな可能性が広がっているのに気づくと思います。

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

サブリミナル効果って絶対あるよね。

バレンタイン前ということであちこちでチョコレートフェアを見聞きして、普段チョコなんて食べないのに食べたくなって買っちゃいました。

食べ出したら止まらない。

今日1日で、1人で上段+1ケ食べちゃいました。

なんてことしてくれるんだクランキー。

 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

 

  

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

 

www.aikoingk.com

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

後悔しているあなたに必要なもの

後悔しているあなたに必要なもの

 

 

こんなメッセージをいただきました。

 

M子さん(と命名)、メッセージありがとうございます(^^)

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

コロナ禍の退職ということで、時期も私とまったく同じです!

 

この数年に、海外渡航断念、失職、体調不良、結婚と、たくさんのことを経験されたんですね。

ご結婚おめでとうございます(^^)(^^)/

 

ですが、おめでたいことも含め、激動の数年で大変でしたね。

 

体調は落ち着かれたのでしょうか。

 

本当に、お疲れさまでした。

 

 

昔の写真を見るのも辛い、、わかります(;_;)

 

「なんで辞めたの」、「もったいない」も、好意的な声掛けとわかっていても、グサグサと刺さりますよね。

だって誰より自分がそう思ってるんだから(;_;)

 

 

さて突然ですが、M子さんは、自由に夢を描くことはできますか?

 

 

M子さんは、とても聡明な方なのだと思います。

 

少しの経験から、「おそらくこうなるな」と見通しがつくような、一を聞いて十を知るような方。

 

しかもその推察がとても現実的で、浮ついたところがなく、地に足が着いている。

 

常識をわきまえ、職場でもとても重宝されていたのではないでしょうか。

 

 

ですが、だからこそ、今の自分の現状や未来の可能性を、狭めているのかもしれません。

 

 

常識から導き出した実現可能性や、良し悪しから、ものごとの「正解」/「不正解」をジャッジしているところはないでしょうか。

 

そして、今回の自分の選択は、「不正解」だったと、悔やんでおられるのではないでしょうか。

 

 

そんなM子さんに必要な力をお伝えしますね。

 

それは、

選んだ方を正解にする力

です。

 

 

世間の常識を鑑みて、いつからかどこからか与えられた「正解」だけを、自分の正解にしなくていいんです。

 

正解は、無数にある。

 

人によっても違うし、同じ人でも、シチュエーションによって違ってきたりもします。

 

 

だったら、自分が選んだ方を正解にしていけばいいんです。

 

いま、ここから、自由に夢を描いたらいいんですよ。

 

 

とても良い職場だったんですよね。

 

それでも、M子さんはその職場を辞めて今ここにいる。

 

だったらきっと、今M子さんが見ている世界が、M子さんにとっての正解であるはず。

M子さんの見るべき世界が、今ここにあるのだと思います。

 

すぐにはわからないかもしれないけど。

 

 

これまでの常識の枠で考えるとたしかに、前職場のように、好待遇で、高給をもらえるところで働けるのが、1番で唯一の正解のように思えるかもしれない。

 

でも、そうでない今にいるということは、もっと別の正解もあるよということなんです。

いえ、「正解がある」ではなくこれからは、自分で自分の選択のすべてを、正解にしていっていいんです。

 

いつか誰かに与えられた正解に、自分を寄せていかなくていいんです。

 

与えられた正解を選べなかった自分を、責める必要なんてありません。

 

もうこれからは、常識から導き出した実現可能性の枠に、自分をがっちりとはめこんで、生きなくていいということです。

 

今まで握りしめていた常識とはまた違う、いろんな尺度と感度で、“正解”を見つけてください。

今まで自分を閉じ込めていた枠を外して、もっと自由に大きく生きてください。

 

 

後悔は消えるときがあるのか?というご質問。

 

私の答えは、あると思います。

 

M子さんの選んだ方を、自分で正解にできたら、そこに後悔はあるはずありません。

 

 

だからと言って、後悔する気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを無理に押し殺して、「後悔なんてしちゃだめだ。こっちが正解だと思わなければ。」と、無理に正解だと思い込もうとしなくていいんです。

 

それは苦しすぎるし、よけいに気分が悪くなります(-_-;)

 

後悔は、感じてください。

 

その時間はしんどいですよね(-_-;)

でも、無理に打ち消すより、感じきることが癒しの近道です。

 

 

辛い気持ちを、ただ感じる。

 

そうして後悔の気持ちを感じながらも、今まで自分が信じていた「正解」以外にも、いろんな正解があるんだ、あってもいいんだということを、頭の片隅に置いておいてください。

 

 

これまでは、「こうなったらいいな」という希望より、常識や現実的な基準の中で予測された「こうなるに違いない」を上にして、希望を押し付けて来られたのかもしれません。

 

でも今からは、常識などなどは置いておいて、「こうなったら最高だな〜」と、ただぼんやり想像してみて。

どうやったらそれを実現できる?なんて、今は考えなくてもいいです。

今は、ただ自由に描くことをやってみる。

 

ほら昔から、頭カラッポの方が夢詰め込めるって言うでしょ?

え、言わない?

 

いろんな正解に気づけるようになれば、ふと振り返ったとき、後悔の気持ちは消えていますよ(^^)

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

メッセージありがとうございました!!!

 

 

最近私のズタボロ転職記事にたどり着いてメッセージをくださる方が多くてうれしいです!!!

ありがとうございます(^^)

え、あなた転職したの?何のこと?という方は、「転・職・物・語」のカテゴリーをご覧ください。私の転職にまつわるすべてがここにあります。笑

特に初期は悲壮感たっぷりです。笑笑

この「転・職・物・語」というカテゴリータイトルは、シャ乱Qの歌で私が1番好きな「上・京・物・語」を勝手にオマージュしています。笑

 

 

昨日は2ヶ月に1度の大仕事で帰りが遅くなる日だったので、晩ごはんは食べて帰ろということでロイホリベンジしました。

参照記事▷失敗じゃなくデータが増えただけ ―ロイホマスターがやってきたの巻― 

打ち上げで上司にタダ飯ごちそうになるのともさんざん迷ったけど(笑)、昨日はもう朝からロイホで1人まったりする気分だったので断っていってきました!

最初からドリンクバーとわかってると、ドリンクバーも楽しいなあ。

食中はほうじ茶でもりもり、食後はコーヒーでまったり、カモミールティーで安眠準備とドリンクバーを堪能してきました。



 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

www.aikoingk.com

 

 

 

 

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

【ご相談】この感情を心理学的にどう処理したらいいのでしょうか―心理学なんてぶっちぎって幸せになってもいいんですよ?―

【ご相談】この感情を心理学的にどう処理したらいいのでしょうか―心理学なんてぶっちぎって幸せになってもいいんですよ?―

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

▽元のご相談文はこちら 

感情の処理の仕方 | ココロノマルシェ

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】感情の処理の仕方

オーストラリアに住んでいますが、簡単に言うと、夫の息子に悩まされていて、それを心理学やスピリチュアルの知識で自分の思い方が間違っていると納得しようとしていますが、自分の感情は嫌だと思っていることには気付いていて、その上でどうやって状況を改善するかに悩んでいます。

詳しくご説明するとすごく長くなるんですが、働いていなくて結婚してる息子が自分は病気だと信じていて、実際に具合が悪くなってありとあらゆるお医者さんにかかって、手術代などその医療費は全部私達負担で、夫は心配し続け払い続けています。

息子の奥さんとだけ同居したり(奥さんはブランド好きで、一切お礼も手伝いもなく3ヶ月ぐらい)、最近は夫が定年退職しているため、アッシーと買い物のパトロンとして使われています。

アドラー心理学などで言うと、私の何か目的があってこれを起こしていると言うことになってそれも信じていたり、私が自分で起業するためとか、夫と別れるためとか(結婚して10年)いろいろ可能性を頭で考えてぐるぐるして、この私が分かった上で気付いた、それでも嫌だと言う感情をどう処理するかを知りたいです。

夫は夢見ていたヨーロッパ旅行も諦めています。

もう、悩まされたくない、その夫婦にいい感情が持てない私にその感情の処理の仕方を教えて頂ければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが何卒よろしくお願い致します。

仔犬ちゃんさん

 

 

【いなこからの回答】

仔犬ちゃんさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

「仔犬ちゃんさん」では少し語呂が悪くて私のしゃべくりの調子が狂っちゃうので(笑)、「仔犬ちゃん」とお呼びすることをお許しくださいね。

 

さて、アドラー心理学等を知った上で、それでも私が嫌だと思う感情をどう処理したらいいかとのご相談。

 

 

 

嫌なものは嫌。

 

 

 

でよろしいかと。

私だってそんな連れ子夫婦がいたらやだ。

 

 

これはほんとに、心理学学んだ人あるあるなんですが、つい、

「これはどういう心理だろう?」と分析したり、

「心理学的にどこが間違っているんだろう?」と

心理学的に正しくあろうとしたりしちゃうんですよね。

 

 

とってもわかります!

みんな通る道です!

ってわかっててもなお、陥りやすい罠です!笑

 

 

そうなる理由の1つは、、、ちょーっと嫌な言い方しますよ、ごめんなさいね。

 

そうなる理由の1つは、感情をそのまま感じることから逃げるため。

 

 

「こんなのありえないでしょ!」と、本当は憤慨したいけれども、そのありえない主は、夫の息子夫妻。

 

夫の大事な息子とその妻に対して、憤慨したい感情を認めるには、罪悪感が伴います。

 

だから、その感情を認めにくくて、心理学の理論や分析に逃げてしまっているところはないでしょうか。

 

 

今回のことに限らず、もしかしたらそういう傾向は、仔犬ちゃんのパターンかもしれませんね。

 

「逃げる」というワードのイメージがよくないので、嫌な気分にさせたらごめんなさい。

 

でもそれで自分を責めたり恥じたりする必要はないんです。

そりゃ義理の家族への文句なんて1番言いにくいですよね。

 

それは、仔犬ちゃんが、

優しかったり、

平和主義だったり、

我慢強かったり、

寛容だったり、

器が大きかったり、

といった才能でもあるんです。

 

才能とは、突出した特徴。

すなわち使い方次第で、強烈な薬にも毒にもなるんですね。

 

 

だから、今回のできごとが、何か目的があって自分で起こしているとしたら、そこだと私は思います。

 

仔犬ちゃんの、優しかったり、平和主義だったり、我慢強かったり、寛容で器が大きいという才能を、毒ではなく、薬として開花させること。

 

 

そのためには、いろいろ可能性を頭で考えてぐるぐるして、それでも嫌だと気づいた感情を、ただ、感じてください。

 

嫌なものは嫌。

だって嫌だから。

 

感情に、正当な理由なんていりません。

 

嫌と感じたから。

それで十分です。

 

 

そうして感じるままに感じたら、それだけでも少し楽になるかもしれません。

 

 

で、次の段階として、夫さんに、感じていることをお伝えしてみるのもいいと思います。

 

おせっかいながら、その際の伝え方の注意点も、おまけでお伝えしておきますね。

 

それは、「私の感じたこと」を伝えること。

 

ここでも、

「冷たいことを言っているな」

「ひどい妻と思われるんじゃないかな」

といった罪悪感があると、

 

「普通は」

「常識的には」

「あの人も『それはないわ』と言っていた」等、

「正論」を味方につけようとしてしまいます。

 

 

「正論」を盾にした時点で、もうそれは、自分の感じた生の感情ではなくなっています。

自分の感情を、正論でカムフラージュしています。

 

これは、心理学に「逃げて」いるのと同じ現象です。

 

 

「普通」とか、「常識」というのは人によって違います。

だからそういった正論は、「真実」にはなり得ないんですね。

 

たった1つの真実ではないから、反論の余地がある。

「僕はそうは思わない」、「こういう考え方もある」と言われたら、それまでです。

 

そしてどちらかが正しいと言い張れば、どちらかが否定される。

 

 

でも、「私はこう感じた」という生の感情は、たった1つの真実です。

 

だから反論の余地がありません。

 

かつ、「『私は』こう感じた」だけだから、誰のことも否定しません。

 

 

正論でもし、相手を言い負かすことができても、

相手には、「何だか否定された」という嫌な気持ちが残るだけです。

自分が本当にわかってほしい気持ちは伝わりません。

 

本当に伝えたいのは、正論ではないはずです。

 

伝えたいのは、

「私は嫌だ」

「私は辛い」

「私は悲しい」

つきつめれば、

「私を大事にしてほしい」

「私を愛してほしい」

ということなはずです。

 

だから、自分の感情をカムフラージュするための正論は、伝わらない。

本当のことを言っていないから、ちぐはぐになるんです。

 

 

以上を踏まえて、夫さんに、何をどのように伝えたいかを整理するだけでも、仔犬ちゃんの感情の整理になると思います。

 

 

ただ、そうやって自分の本当の感情を伝えたら、こちらの思った通りの反応が返ってくるかというと、そうとは限らないんですねーこれが。

え。

 

こちらが伝えたことをどう受け取るかは、相手の課題だから。

そこは相手の領域。

本人以外には、どうにもできない領域です。

 

だから、思い通りの反応が返ってこなかったとしても、自分を責める必要はありません。

 

自分は、生の心を伝えた。

その勇気をたたえてください。

 

そして相手の返答を聞いて、また感じる。

生の感情をまた伝える。

 

コミュニケーションは、その繰り返しです。

 

 

もしも思い通りの反応が返って来なかったとしても、そこまでできたら、心持ちはずいぶんスッキリしていると思います(^^)

 

 

自分の幸せのために心理学を学ばれて、そこから起こることを自分ごととして考えられているのは素晴らしいです。

これもまた、仔犬ちゃんの才能ゆえですね。

 

ただ、その際に覚えておいていただきたいことは、

「心理学は、幸せに生きるための道具の1つに過ぎない」

ということです。

 

道具は、生活をより快適にするために使うものであって、使われるものではありません。

 

心理学の理論に、自分の生の感情を抑えつけられるのは、本末転倒です。

 

 

心理学を学ばないと、カウンセリングを受けないと、癒されないわけじゃないし、幸せになれないわけでもない。

カウンセラーとしてもっと営業しなきゃいけない身でこれを言うのはどうかと思うが。笑

 

心理学もカウンセリングも、自分が「有効に使えそう!」とピンと来たタイミングで活用すればいい。

でもそれは必須ではなくて、心理学の理論なんてぶっちぎって、幸せになってもいいんです。

 

理論とか方法論とかぶっちぎって、自分の感じるままに、生きていいんです。

 

身体に自然治癒力があるように、自分自身に、幸せになる力は元々備わっています。

もっともっと、ご自分を信じてさしあげてください。

 

自分の感じるままに感じることは、自分を尊重すること。

尊重されれば人は、自信を取り戻します。

 

仔犬ちゃんには、ちゃんと力があります。

 



その上で、心理学を活用するのは、とっても有効です(^^)

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

明日の昼ご飯、ずっと食べず嫌いだった納豆に挑戦しようと思います。

におわなっとう買ってきた。

美容と健康にいいというこいつを攻略できれば、料理がめんどくさい日のごはんも幅が広がるはずだ。

挑戦記はまたお伝えしますねー! ←誰が興味あるねん

 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

 

  

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

 

www.aikoingk.com

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

「どうせ私は愛されない」のカラクリ

「どうせ私は愛されない」のカラク

 

 

今、話題になっている大物芸能人のスキャンダル。

 

先日、関西の女帝と言われるタレントさんが、関西ローカルのご自身の冠番組で、そのスキャンダルについてコメントしていました。

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

私はそのコメントがすごくよかったなと思ったんですよね。

 

事実関係もわからない状況、また大物だけあって、皆がものを言いにくい中で、ちょっと踏み込んで私見を述べ、厳しさもあり、愛もあり。

 

そのコメントが正しいかどうかは別問題ですが、コメント主である彼女の熱い気持ちが伝わってきて、うるっとしました。

 

 

で、この気持ちを共有したい!と思い、Xを見てみると、やはり彼女の名前が、トレンドに上がっていました。

 

やはりそのタレントさんのコメントに、心打たれた人が多かったようで、「泣いた」とか、「愛がある」とか、「1番しっくりきた」という声がたくさんありました。

 

 

同じ気持ちの人がいっぱいいてうれしいなーと思っていたのですが、その彼女のコメントを、さっそく切り抜いている投稿もチラホラあったんですね。

 

けっこう踏み込んで話していたので、切り抜き方によっては、センセーショナルに聞こえてしまいます。

愛のないただの批判や、決めつけみたいに。

 

 

関西ローカル番組だから、全国的には、見た人は少ないはずです。

すごくよかっただけに、彼女のコメントも、彼女の人間性も、全国の人に誤解してほしくないなー、と思って見ていたのですが、

 

「そんな悪意のあるコメントじゃなかったよ」

「この切り抜き方はニュアンスが違う。全部見てほしい。」

と反論している人もいて、

そっちが広まれー!といいねを一生懸命押しました。笑

 

 

インプレッション稼ぎか、話題作りか、おもしろおかしく切り抜く人もいるんですね。

 

 

この困った「切り抜き」ですが、実は誰もがしています。

 

たとえば。

誰かのことばで傷ついた。

その辛かった気持ちを、誰かにわかってほしい時。

 

「あの人に、こんなにひどいこと言われた。」

という話を、気持ち、盛ったり、

(いいことも言っていたけど)という部分を省いて伝えたりしたことはありませんか?

 

共感してほしくて、

「それはひどいね」っていうことばを引き出したくて、

自分にちょっと都合のいいように切り抜いちゃうのは、誰でも多かれ少なかれ、やったことがあると思います。

 

 

まあこの切り抜きは、人間のちょっとした弱さみたいなもので、気をつけるとして。

 

もっと怖い「切り抜き」があるんです。

 

 

それは、

自分の脳内で、無意識にしている「切り抜き」。

 

 

たとえば、「どうせ私は愛されない」という思い込みを持っているとします。

すると、誰かに言われたりされたりした、愛されていないっぽいところだけを切り抜いて、記憶しちゃうんですよね。

 

 

そう思い込むようになったのには、過去に何か、そう思わせるようになった辛いできごとがあったのかもしれない。

 

でも、それは、永遠に続くわけではありません。

 

今はもう、よくよく冷静に見てみたら、

誰かが優しくしてくれたとか、

親切にしてくれたとか、

大事にしてくれたことも、

必ずあると思うんです。

 

でも、「私は絶対に愛されない」と思い込んでいると、

愛されていないっぽいエピソードだけ切り抜いて、その他は切れ端として捨てて、なかったことにしてしまうんですよね。

 

わかるよ、わかる。

私もいっぱい切り抜いてきた方だから。笑

 

 

その切り抜きをしてる限りは、そりゃ愛されない。

愛されてても、そこは切れ端として捨てちゃってるんだから。

 

 

ということで。

「どうせ私は愛されない」と感じている人は、

愛されてないっぽいとこだけ切り抜いて

自分に刻み込んで、

愛されてるっぽいとこは、

切れ端として捨ててないかなあと、

意識的に観察してみてください。

 

天地がひっくり返っちゃうかもしれないヨ(^_^)

 

 

 

お正月に甥っ子に会ったときに、甥っ子が今はまっているというアクアビーズを持ってきていて、タツノオトシゴを作りました。

ほんとは小物を作るのとかめんどくさくて嫌いなんだけど(笑)、かわいい甥っ子が興味持ってほしそうだったので、仕方ない。笑

辰だし、黄色だし、なんか金運に良さそうだから、これをお守りにして今年は金運ぶち上げていくね!笑

 

 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

www.aikoingk.com

 

 

 

 

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

どうしようもない親には手紙を書いてみよう

どうしようもない親には手紙を書いてみよう

 

 

こちらのご相談↓

www.aikoingk.com

をお寄せくださったNさんから、ご感想をいただきました。

※注:色線は私が引きました。長文なので画像で送りますとご配慮くださいました。お気持ちありがとうございます(^^)

 

 

ありがとうございます!!!

 

'それなりに'うまくいっている→を→'思いっきりしあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

いやあ、すばらしい(≧∇≦)

 

青線の、「あ、家出は違うな、と感じました。」という感覚。

それこそが、本音に触れた感覚です!

 

自分の本音に触れると、楽に決断することができます。

 

思考と、感情と、感覚が、三位一体になっているから。

 

この3つがピッタリ揃えば、これだ!とピンとくるんですね。

 

その感覚を、今後のためにもぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

そして、そこに至ったのは、家出するつもりで、お母さんに置き手紙を書いたから、とのこと。

 

これもすばらしい!

 

この、「親に手紙を書く」というのは、親を手放すために、カウンセリングでもよく使われるワークなんです。

 

よくあるのは、

「結婚式で花嫁が読む手紙のつもりで書いてみてください」

というもの。

 

Nさんの場合は、"つもり"ではなく、ガチの置き手紙を書かれたんですね。笑

 

心理学のワークを、天然に実施されていたんです。

 

 

この、「花嫁の手紙」と、「置き手紙」には、共通点があります。

 

それはどちらも、

親から巣立つときである

ということ。

 

 

「親元にいるのは、これが最後」と思うと、

親や、

親の子どもであった自分、

自分と親との関係を、

少し距離を持って、高い視点と温かい心で見ることができます。

 

そうすると、今は、眼前の親に対する不満や苛立ちでいっぱいだとしても、もっと本質的な、芯にある、愛情に気付けたりします。

 

 



「木を見て森を見ず」と言いますが、親に対する不満の数々のエピソードに、普段は感情を揺さぶられがちです。

 

しかし、「これが最後」と思うと、一歩引いて、これまでの全体を見ることができます。

 

腹の立つことはたくさんあったけど、全体を通しては、どうだったんだろう?

 

細々とした表面上のできごとはいろいろあったけれど、本質的には、どうだったんだろう?

 

そうやって、一歩引いて、全体として見てみると、

「やっぱり私は親を愛していた」

「やっぱり私は親に愛されていた」

と気付けたりするんですね。

 

Nさんは、この手紙をきっかけに、お母さんという人を、対等な大人同士として一歩引いて見ることができるようになったため、あまり気にならなくなったのかもしれません。

 

 

だからね、どうしようもない親には、手紙を書いてみてください。

出さない手紙。

勇気があるならもちろん出してもいいですよ。笑

 

 親から巣立つ前、最後に渡す手紙のつもりで。

 

 

だからって、感謝とか、いいことを無理に書こうとしなくていいんですよ。

「最後にこれまでの恨みつらみを全っっ部、ぶちまけてやる!」

でもいいんです。

 

とにかく、これが最後のつもりで、本気で伝えたいことを、思いつくままに書いてみてください。

 

自分からどんなことばが出てくるか、書いてみてどう感じるかは、やってみてのお楽しみです。

 

 

Nさんの話に戻りますが、家出を考えていたことを、「すでに恥ずかしい」とおっしゃっています。

 

まったく恥ずかしがることはないですよ(^^)

でも、過去の自分を恥ずかく感じるということは、それだけ視座が上がったということです。

 

視座が上がった分、過去の自分の未熟さが見えるようになったから、そう感じるんですね。

Nさんは、今回のできごとを通して、急成長されたということです。

 

そうして視座が上がったのは、家出を考えて具体的に動いたからです。

よくがんばったねと自分をほめてあげてくださいね。

 

 

また、後日談もお待ちしております(^^)

ありがたいご感想とご報告をありがとうございました!!!

 

 

 

今週末の職場の新年会、行くつもりにしていたのですが、年末に熱を出してから、早く寝たい気持ちが大きく、仕事後、寒い中飲みに行くのが何だかおっくうになって断ってしまいました。

そしたら昨日の会議の最後に上司が、「今週末は新年会、参加される方は飲んで食べてワイワイしましょう!今回不参加の方は別日で行きましょう!ね!いなこさん!!」と言われて、どこまでも追ってきそうな上司の執念に、思わず爆笑してしまいました。

新年会不参加者は別日開催とかありなんや。笑

別日に参加させてもらいます。笑



 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

www.aikoingk.com

 

 

 

 

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

昨日、大きな決断をするときのチェックポイントをお伝えしました。

 

そこで、私の転職の決断がよくない決め方だったことを改めて書きますと言ったので、今日はそれを書きますね。

 

 

まず簡単に転職の経緯を説明します。

 

4年ほど前、私は転職しました。

職業コメディカルです。

大きな不満もなく、激務でもなく、条件的にも、人間関係的にも、いい職場でした。

管理職にもなっていたし。

しかし、四十路となって、「これが本当に私のしたいことかな?」と迷いが出てきたんです。

今の仕事に情熱が持てなくなっていました。

 

仕事は、時間的にも人生キャリアとしても、人生の大半を占めるのに、そんな情熱を持てないことに、人生の時間を、あと20年も費やしていいのか?

もっと情熱の持てるフィールドに行けさえすれば、私はもっとやれるのに。

40歳。

動くなら、今が最後のチャンスかもしれない。

 

そう迷い始めたんですね。

 

 

でも、転職を決めた理由は、それがすべてではありませんでした。

 

もちろん数年前から、そんな気持ちがベースにはあったんです。

それでも、本当に辞めて、何か新しいことをするほどには、思いつめていませんでした。

 

しかし、職場内で失恋したんですね。

 

ごく簡単に言うと、私といい感じだった人が、職場の他の人とくっついてしまいました。

 

これが最後のダメ押しとなりました。

 

仕事にも情熱を持てないし、職場は針の筵。

そして、そのカップルは、私よりもずいぶん年下の部下たち。

とても惨めな気持ちでした。

 

こんなおばさんが、若い子を本気で好きになって、結局は、若い2人がくっついて、自分は1人になった。

誰もそんなことは言いませんが、私はそんな気持ちで、いたたまれませんでした。

 

このままここにいたら、その2人の結婚を祝わなければいけなくなるかもしれない。

 

それだけは惨めすぎて耐えられない。

 

そんなことになる前に、早くここから逃げ出したい。

 

 

今思えば、そんな気持ちが、退職を強烈に後押ししたと思います。

 

ああ、本当に辛かったなあ、あの頃(:_;)

 

 

昨日の記事で、人の行動の動機は、突き詰めるとすべて、愛からか、怖れからかに大別されると書きました。

 

それでいくと、この時の私の、転職の動機は、本当に怖れが多かったんですね。

その時はわからなかったけど。

 

辛い状況から身を守るために、逃げるという決断も必要ですから、そういう意味では、自分を守れたのかもしれないとも思う点もあります。

 

しかし、純粋にそれだけではなく、この失恋に関して、

「こいつの前からいなくなって後悔させてやりたい」とか、

「罪悪感を抱かせてやりたい」といった気持も大きかったんです。

 

お察しの通り、そういう恨みに基づいた行動は、絶対いい結果を生まないんですね。笑

 

それは、「道徳的にダメだから」という意味ではありません。

 

「私は傷つけられた!」と被害者になって、何らかの形でやり返すと、それがうまくいったとしても、今度は自分が加害者になります。

そして罪悪感に苦しむことになるんです。

そして、「今度は自分がやり返されるんじゃないか」という怖れにさいなまれることになります。

被害者/加害者の無限ループで、一向に平穏は訪れません。

 

恨みに基づいた行動とは、もちろん怖れの動機です。

 

怖れからの行動は、怖れに帰結します。

愛からの行動は、愛に帰結します。

 

 

また、私は独身です。

自分の家庭も持てていないのに、その上、仕事も情熱を持てないなら、私には何もないじゃないか。

そんな無価値感もありました。

 

「せめて、仕事では大成功しないと。」

 

このままの私では、価値がない。

だから、成果を上げなくてはならない。

 

これも、立派な怖れの動機です。

 

そんな怖れからの動機が大半で、転職を決めてしまったんですね。

 

ちなみに転職といっても、情熱を持てる仕事を新たに見つけて、そこに転職したのではありません。

前の職場は副業禁止だったので、とりあえず、同じコメディカルで、副業のできるところに転職して生活費は確保しつつ、副業を大きくしていこうと思ったんです。

 

これ自体がもう、地に足が着いていない夢想状態なんですよね。笑

何をどう具体的にやるといったイメージもなく、イラストが好きだから、とにかく副業できるところに行って、イラストを必死にがんばれば道は拓ける、くらいの計画と言えない計画でした。

もちろん必死でがんばる覚悟なんかできていなかった。笑

 

 

こういう決断をするときって、あれこれ考えるより、直感が大事だと言います。

思考よりも、直感は正直で、大きなエネルギーを持つからです。

 

今思えば、直感が、めちゃくちゃこの転職を止めようとしていました。笑

 

 

ここからは、つっこみどころ満載な、直感が止めとけ言うてるエピソード集をお届けします。

 

前の職場を辞めると決めたのに、気が重く、なかなか上司に言い出せない。

←まったくワクワクのかけらもないやん

 

やっとの思いで話せたのに、「辞めます」というワードを言うだけでも辛すぎて苦しすぎて怖すぎて悲しすぎて、直属の上司にも、お世話になった他の上司や同僚たちにも、ちゃんと理由やこれまでのお礼さえ言うことができない。

←辛すぎてそのワードさえ言えないとかもう重症ですやん

 

正式な退職届を書いて出さないといけないのに、気が重くてなかなか書けない。

書いてもなかなか出せなくて、ロッカーに入れたまま何週も経つ。

←うんうん、正式に決まったら困るもんね

 

次の職場の面接で提出する履歴書を書かないといけないのに、ぜんぜんやる気になれなくて気が重くて、面接当日の朝ギリギリに急いで書く。

←めちゃめちゃ抵抗出てますやん

 

内心ぐちゃぐちゃだが面接はウソ笑顔の仮面でそつなくこなしたものの違和感マックスで、帰り道、同期の親友に、「私ほんとにあそこ辞めるんや・・・嫌や、辞めたくない・・・」と泣きながら電話する。

←いやもうはっきり「辞めたくない」てゆうてもうてますやん

 

旅行中に新しい職場から採用通知メールが届き、テンションダダ下がりして、同行していた後輩に必死でなだめられる。

←普通そこ喜ぶとこですよね?てかとりあえずせっかくの旅行中に後輩を困らせるのだけはやめてあげてもらっていいかな?

 

【番外編】

高野山に行っておみくじを引いて、「転職」の欄を見たら、「早まるな 視点を変えよ」と書かれていて震えあがる。

空海にも止められてますね( ◠‿◠ ) 

 

 

ざっと思いついただけでも、これだけわかりやすく、直感による「やめとけ」のサインが出ています。笑

ちなみに、こんなに不安すぎたので、「転職␣不安」など検索しているときに師匠のブログにたどり着き、カウンセラーの世界に足を踏み入れることになります。

 

 

今の私が、この時の私に声をかけるなら、

 

とりあえず、やめとけ。

 

って言いますね。笑

 

 

ただ当時の私は、失恋で傷ついて、自己肯定感も地の底まで下がってむちゃくちゃにボロボロだったので、そんな数あるサイン達にも気づけなくなっていたんです。

いや、薄々気づいていたかもしれないけれど、もう転職という選択肢しかないと、追い詰められて、その選択肢にすがっていたんですね。

 



でも。

今日お伝えしたいのは、いかに私の決断の仕方がヤバかったか、ということではないんです。笑

 

その、もう一歩先。

 

そんなにまちがった決め方をしても、大丈夫だった

ということなんです。

 

 

決め方が不器用すぎて、自分の本心と向き合うことなく、状態の悪いときに焦って無理矢理決めたから、たしかに痛みはとても大きかったです。

失ったものもあります。

 

でも、いつも言うように、

それでもプロセスは、完璧なんです。

起こることは全て正しいんです。

 

 

いろいろと心理学を知った今、「あーやっぱりあの決め方は、心理学的に見ても失敗だったなあ」とウッとなることもあります。

 

でも、それでも私には、この経験が必要だった。

この経験を通して、学べたことも、出会えた人も、癒された自分の根本的な無価値感や罪悪感も、いっぱいある。

選ばなかった世界線の方が正解だったかなんて、わかりようがないし。

結果的にはよかったんだろうなあ。

この経験を通して私は、人間的に豊かになれた気はしてる。

今、ここにある幸せに、たくさん気づけるようにもなった。

本当に私、よくがんばったよなあ。

 

そう、肚から思えるところまで、たどり着きました。

3年かかったけどね〜。笑

 

 

できればそんな長い時間、痛い思いをしてほしくないから、このブログでは、「こうした方がいいですよ」とか「これはしない方がいいですよ」といった方法を、お伝えしています。

 

でも、私が1番お伝えしたいことは、そういう方法論ではないのかもしれない。

 

私が本当にお伝えしたいのは、「大丈夫」なんです。

 

 

もしも、まちがったやり方をしたとしても、それでも、大丈夫。

ダメだと思っている今は、人生の最終回じゃない。

いち、プロセスに過ぎないんです。

 

どんなにまちがおうが、取り返しがつかないことなんてない。

そこからまた1つ、自分を知ることができる。

豊かになれる。

 

どうなっても、大丈夫。

 

それが私の、1番お伝えしたいことです。

 

 

だからね、この記事を見たあなたが今、決断を下す前なら、参考にして、できるだけ自分らしい決断をしてほしい。

そして、その決断がどんな結果になろうと大丈夫なんだと、安心してほしい。

 

でももしも、この記事を見たあなたが今、まちがった決断をしたと後悔しているなら、それでも大丈夫だということを知ってほしい。

 

どのタイミングでこの記事に出会っても、大丈夫なんですよ。

 

あなたのプロセスは、いつも完璧です(^^)

 

 

 

昨日は妹と待ち合わせてモーニングに行きました。

寒すぎるので、大阪城公園での朝ご飯は、しばらくお休み。

いやあ、暖冬と言ってもやっぱり冬は普通に寒いですよね。

あったかいところでゆっくりできるって幸せだ。



 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

www.aikoingk.com

 

 

 

 

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ 

 

 

 

【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています―大きな決断をするときのチェックポイント3つ―

【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています―大きな決断をするときのチェックポイント3つ―

 

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

本日は オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェにいただいたご相談にお答えします。

▽元のご相談文はこちら

過干渉母から逃げるため、家出を考えています。 | ココロノマルシェ

 

オンラインカウンセリング無料相談 | ココロノマルシェでは、心理カウンセラー根本裕幸お弟子さん制度を修了したカウンセラーが、無料で相談にお答えします。

どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】過干渉母から逃げるため、家出を考えています

初めて相談させていただきます。

現在21歳の大学生(女)です。

母とは2人暮らしをしています。両親は10年前に離婚しており、きょうだいはおりません。

タイトルの通りですが、過干渉でヒス気味な母から逃げるべく、家出をしようかと考えております。

家出と言っても、無計画に飛び出すというよりは、いろいろ考えて計画的に出ようといったものです。

 

実は家出を考えたのは今回が初めてではないのですが、相談できる人もいないし、誰にも相談しないのもちょっとなぁ?と思ったので、この状況で家出を選んで大丈夫なのか、を客観的に見て頂きたいです。(背中を押してほしいだけかもしれません笑)

母からされて嫌だったことはたくさんありますが、家出をしたいと思うに至った点は、

・私への就職先の押し付け(公務員以外許さないと10年前から言われている)

・母は健康で、5年かけて資格も取得したのに年齢により採用されない?ため働かない

生活保護だけではお金が足りないため、生活費に奨学金を使い込まれている(学費は払えています)

・(あるあるかもですが)否定することが多い

・「指示に従ってればいい」「親の言うことを聞かないのは甘えだ」などのモラ的発言もちらほら

・今はかなり古い家に住んでおり、最近上の階からの水漏れ騒動があったが、不動産屋の対応が最悪なものだった→それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする

(私の就職先や奨学金については本人に指摘したこともありますが、ただ私のことを悪く言うだけなので話し合いにもなりませんし、何しろ私が傷つくのでもう何も言うつもりはありません…なので手段が家出しかないなぁ、といった感じです)

 

特に最後の「それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする」という部分で、これって投影なのでは?この状況を変えようとせず、言いなりとなって、公務員試験の勉強をしている私も一緒では?と思い、今回の家出計画にいたりました……。

このきっかけを得るために急に水漏れが起きたのかな?などとも踏んでいます。

 

とはいえ、こうなるまでなぜ実家暮らしができていたかというと、「公務員として就職したら即この家を出よう、あと少し我慢すれば自由だから、その後は連絡を取らず、やりたいこともあるし、転職でも結婚でも、ライフワークを模索して好きに生きよう」と思っていたからなんです。

 

ですが、その手段で家を出ようとすると今から約2年弱かかるんですが、この2年を、「たった2年だし頑張ろう」と思うか「まだ2年もある…」と思うかについて、私は後者だな、と感じます。

いつかは公務員を辞めるにしても、それまでの間働くのは私だし、別のやりたいこともあります。

が、やりたいのはクリエイティブ系の活動だし技術も全く無く…なので、新卒だろうとしばらくはアルバイト等で生きていき(正社員願望が最初から無い)、いずれはそっちの道に進んでいきたいというのが私の思いです。

めちゃくちゃ怖いけど…。ずっとやりたかったことでもあるので……。(未知だから怖いのかな?本気だから怖いのかな?どっちなんでしょう?)

大学はあと1年半ほどありますが、単位が本当にあと少しなので、こちらはちゃんと卒業したい!最後まで頑張りたい!という前向きな気持ち100%です!笑(公務員との差が凄い)

就職するまで待てばいいのでは?と思われるかもしれませんが、私は正直待てません!笑

最近は胃痛や頭痛もちょくちょくあるし……。

 

家出について具体的には、奨学金の余りですが少しは貯金的なものがあるので、それを使って実家にいるうちにシェアハウス(個室付き)を契約し、そちらに転がり込んだのちはすぐにバイトを見つけて生きていこうかなぁ、という計画的なようで無茶な作戦で行こうかなぁと思う次第です。

無茶な割に、ここさえ乗り越えれば何とかなるやろ、と楽観的な自分もいます。笑

 

かなり長くなってしまいましたが、以上が私の状況と心情、その他もろもろ、です。

文章がとっちらかっててすいません。

これらを客観的に見てどうなのか、と、何か今後のアドバイスなどもあれば教えていただきたいです。

笑、とか付けてますが実際やるとなるとめちゃくちゃ怖いので、この怖さをぶち破るアドバイスなども欲しいです。よろしくお願いします!

Nさん

 

 

【いなこからの回答】

Nさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます(^^)

 

生き生きとしたエネルギーを感じ、お返事させていただきたくなりました。

若いっていいねえ。笑

 

さて、家出を考えてらっしゃるとのこと。

Nさんの文章からお母さんの状況をうかがう限りでは、お母さんは、自分と向き合うのが難しい方なのかもしれません。

いつも何かと言い訳をして、今の状況を、自分以外のせいにしてしまうのかもしれませんね。

 

もちろんそういうことは、誰にでも多かれ少なかれありますが、その自覚がなくここまでこられたのかもしれないなと感じました。

 

そんなお母さんと何とかやってこられたNさんですから、その分、しっかりされているのではないかと思います。

 

奨学金の残りを貯金したりもしているとのことですので、お母さんと暮らしているものの、金銭管理もある程度ご自分でされているのでしょうか。

家事も、ある程度されているかもしれませんね。

 

そんなNさんだから、お母さんから離れて1人暮らしをされても、やっていけるのではないかなというのが、私の印象です。

 

 

ただ、1人暮らしは割と不経済です。

あと2年、学生生活が残っている状況で、金銭面を始め、学業に支障が出ないようやっていけるのかは、慎重に考えられた方がいいと思います。

 

私も、Nさんには、ぜひ大学は卒業していただきたいなと思います。

つまらない大人が言いそうなことで恐縮ですが。笑

 

お母さんに奨学金に手をつけられても、ここまでがんばってきたのですから、Nさんもその気なら、ぜひ卒業してください。

公務員になるにしても何になるにしても、卒業したという経歴は、何かと助けてくれると思います。

 

 

しかし大きな決断をするのって、怖いし難しいですよね。

考えすぎるとわからなくなってくるし。

 

ということで、いなこが考える、大きなチャレンジをするときのチェックポイントを3つ、お伝えします。

 

 

①自分軸かどうか?

自分軸かどうかと言うと、もうすべてがそこに集約されてしまいますが(笑)、

「◯◯がこう言ったから」

「◯◯に悪いから」

など、「自分がこうしたい」という気持ち以外のものに、後押しさせようとしているところはないでしょうか。

 

多少の後押しを必要とするのは問題ではありません。

しかし、自分がピンときていないのに、自分以外のものにすがって決めようとしているようなら、あとあと後悔しやすいので要注意です。

 

 

少しだけ気になったのは、

 

>「それでも母は状況を変えようとはせず、この家に住み続けようとする」という部分で、これって投影なのでは?この状況を変えようとせず、言いなりとなって、公務員試験の勉強をしている私も一緒では?と思い、今回の家出計画にいたりました……。

このきっかけを得るために急に水漏れが起きたのかな?などとも踏んでいます。

 

というところです。

 

よく心理学を勉強されているんだなと感じました。

これは心理学かじった人あるあるなのですが、「これは投影では?」等、つい、今起きている現象や自分の言動を、心理学的に問題がないかと分析してしまいますよね。

誰もが通る道です。笑

 

 

いろんな見方ができるので、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

ただ、1番大事なのは、

どんな時も自分軸であること。

 

たとえ有益な心理学の理屈を知ったとしても、心理学を自分の上に置かないこと。

心理学軸にならないこと。

自分が素直に感じることが、1番大事です。

 

水漏れの件が、投影であったとしても、“心理学的に正しくあるために”決断をする必要はありません。

 

「心理学的に正しいことが心に正しいことなのだから、そうしようとしているのに」と思われるかもしれません。

たしかにそうなのです。

ですが、その理屈に、心が追いついていないときや、腑に落ちていないときは、いくら心理学的に正しいことでも、焦ってそうしなくていいんです。

 

お母さんの水漏れの件から、「そうだ、私もこの状況に甘んじることをやめよう!」と前向きな気持ちで思い立てたならいいと思うんです。

 

でも、'良くない方の'投影であるから、それではダメだと自分を正すために、行動しなくていいということです。

 

 

②その選択をすることに、ワクワクするか?

それを選択した後のことを考えると、心からワクワクする選択というのは、うまく行きやすいです。

多少困難が伴おうと、明確に「自分はこうしたい!」という気持ちがあれば、乗り越えていけます。

 

動機は、突き詰めるとすべて、愛からのものか、怖れからのものかに大別されます。

 

ワクワクは愛ですね。

「こうなったら楽しそう」

「おもしろそう」

「誰かに幸せを与えたい」

「やってみたいなあ」

といった気持ちです。

 

一方の怖れは、

「このままでは大変なことになるのではないか」

「こんな自分ではダメだからもっとすごくならなきゃ」

「これをしとかないとバカにされる」

「あの人より上に立ちたい(自己肯定感の低さゆえに)」

といった気持ちです。

 

 

ただこれも、見極めが難しいんですね。

 

「本当にしたいことには怖さが伴う」という話を聞かれたことはあるでしょうか?

 

たとえば、何とも思っていない人を食事に誘うのは、気軽にできます。

一方、本当に好きな人を誘うのは、怖くて勇気が要ります。

 

それは、自分の中での重みが違うからです。

 

本当に好きな人には、拒絶されると悲しいし、失いたくない。

だからアクションを起こすのが怖いんですね。

どうしても慎重になります。

 

それだけ本気で大事ということの裏返しです。

 

だから、怖いということは、本当にしたいということ。

迷ったら、怖い方を選べ!

と言ったりします。

 

だけどこれも、見極めが難しい。

特に、自分が追い詰められていたり、ひどく傷ついていたり、何かに執着している時は。

 

ひどく傷ついて混乱しているときは、本当にしたいことというより、現実逃避して夢想して、無謀な選択をしてしまうことがあります。

ひどく傷ついて混乱しているときに、「迷ったら怖い方を選べ」と聞くと、 無謀な選択だから怖いのに、本当にしたいゆえの怖さだと勘違いしてしまうことがあるんです。

 

 

ということで、3点目のチェックポイント。

 

③今、自分は地に足が着いた状態か?

大きく傷ついたできごとがあった時などは、それを一発逆転で挽回したい!という思いから、無謀な選択をしてしまうことがあります。

 

もし自分がひどく傷ついているとか、

大きな喪失体験をしたとか、

誰かを強く恨んでいて見返してやりたいという気持ちでいっぱいだとか、

平時の自分ではない状態であれば、ある程度、その痛みを癒すことが先決です。

 

自分らしさを見失っていたり、自分の価値が見えなくなっている状態での決断は、本来の自分らしくない決断をしやすいんです。

だから、ある程度落ち着いてから、決断することをお勧めします。

 

 

傷ついて、現実逃避で決断しようとしている時は、ワクワクしているようで、少し違います。

新しい選択肢にすがっています。

 

「これさえなくなればよくなる」とか

「これさえ手に入ればよくなる」と、

自分と向き合わずに、外側に自分の幸せを委ねている状態です。

 

 

そしてそんなときに、スピリチュアルにすがってしまったりね。

 

スピリチュアル自体が悪いわけではなく、見えないエネルギーというのはあると私は思います。

でも、ひどく傷ついているときは、本質ではない、都合の良い解釈をしやすいんですね。

そしてそれにすがって依存しやすくなります。

 

傷ついて疲れているので、現状をどうにかする力も自信も尽きてしまった。

 

そんな時にたとえば、

どん底に落ちるのは好転反応」とか、

「望む未来をイメージすれば引き寄せられる」とか、

「ライトワーカーには試練が訪れる」

といったことばを聞くと、その本質の理解をすっ飛ばして、表面上のことばにすがってしまいやすいんですね。

 

実際、そういうスピリチュアルなこともあると思うんです。

だから説明がややこしいんですが。笑

 

ですが弱っているときにそういうことを聞くと、

「これは好転反応だわ」とか、

「とにかくイメージすればいいんだ」とか、

「私は選ばれた特別な存在なんだ」と都合よく解釈してしまいます。

 

そこには、

起ったできごとや自分の痛みに向き合いたくない

私は何も変えたくない

私は何もしたくない

誰か何かに変えてほしい

特別になりたい(自己肯定感が低いゆえに)

といった気持ちが隠れています。

 

そうして自分と向き合うことを避けるために、スピリチュアル的なものにすがると、地に足着かずに、極端な選択や、現実的でない無謀な選択をしてしまうというわけなんですね。

 

「お金は使うと入るんでしょ」ということで、とにかく散財しちゃうとか、

「好きなことをすればいいんだ」と、いきなり会社を辞めて何のあてもなく起業して生活に困窮しちゃうとか。

心理学ブームだった一昔前、こういう人結構いたんじゃないかなあ。

 

でもその前に、自分は何に傷ついているのか、何を望んでいるのかをよく知るのが先なんです。

その上ですることなんです。

 

そうやって、スピリチュアルジプシーになってしまうというケースも、結構あるのではないかと思います。

まあ私もそのケがあったからわかるのよ。笑

 

 

「ワクワクするけれど、本当にしたいことだから怖い」というのは、

怖さはあるけれど、それを実現することを考えると力が湧いてくる、

あんなことをしたい、こうやってみたいと、具体的に夢が広がる感覚です。

 

ただ一発逆転を夢見てるだけで、地に足が着いていないときは、その選択をした後、「自分はこうしたい」という具体的なことが、出てこないことが多いです。

 

 

ちなみに私は、怖さはあるけれど地に足ついた希望のある選択も、地に足着かず夢想した選択も、両方したことがあります。笑

 

前者の選択は、車を買う時と、1人暮らしをするときでした。

車も1人暮らしも、まず初期費用としてそこそこの大金が要ります。

そして、その後維持していけるのか、自分の望む生活水準を維持していけるのか。

 

お金の怖さもありましたし、1人暮らしするときは特に、親から離れる淋しさも、罪悪感のようなものもありました。

 

それでも、自分が選んだ街で、自分1人の空間を持ち、自分の好きなインテリアの中で暮らすことを考えると、とてもワクワクしました。

力も湧いてきました。

 

実家にいる頃よりは、貯金はできなくなりましたが、楽しんでいます。

両親とも、距離ができたことで、かえって関係がよくなりました。

 

 

そして後者の選択は、4年前に転職した時です。

職場で失恋したこともあり、その恨みもあり、「奴(失恋相手)より早くここを去ってやりたい!」とか、「後悔させてやりたい!」とか、「ビッグになって見返してやりたい!」とかいう気持ちが少なからずありました。

お恥ずかしながら。笑

 

他にも転職を決めた理由はありましたが、この失恋も、今になってみれば大きな後押しになったと思います。

 

つまり、ひどく傷ついていたし、ゆえに恨みでいっぱいだったし、平時の自分ではない状態で、決めてしまったんです。

 

そして、基本的には好きな職場でしたし、転職はめちゃくちゃ怖かったのですが、「勇気を出した人を神様は見捨てない」とかいうことばを頼りに、転職しました。

でも、自分の本心をよくわかっていなくて、勇気の使い所を間違っちゃったなって今は思っています。笑

 

このときの怖さは、ワクワクから来るものでなく、本当の望みとずれているから、「やめとけー!」の怖さだったと思います。

 

このできごとは、簡単に語り尽くせるものではないので、また改めて別記事で書きますね。笑

 

 

さてNさんは、ここまで読んで、ご自分ではどう感じられましたか?

 

お母さんにいろいろと問題があるとしても、やはり自分の母ですし、すべてが嫌いではないと思います。

だからややこしいんですよね。

 

もし家を出るとしても、お母さんに黙って出るのか、伝えるならどう伝えるのか、新しい住所は知らせるのか等、後々自分が罪悪感でつぶれないよう、でも最大限自分のために、よしなに検討してみてください。

 

また、いくら困ったお母さんとはいえ、離れて1人暮らしをするとなると、いろいろと物入りだったり、手続きが面倒なこともあります。

ある程度、今の生活でも、自活されている部分は多いのかなと思いますが、完全に1人暮らししてみると、やってみて初めてわかる苦労もあるかもしれません。

それを言うと何事もそうですけどね。

 

そういうことも踏まえて、最後は自分の感覚で決めてください。

 

面倒なことが出てきても、「自分が選んだことだから」と納得できるように。

 

 

こちらはカウンセラーブログなので、1人暮らしを始める前の詳細な準備については他にお譲りしますが、たとえば、家を出る前に、アルバイトを始めてみることをお勧めします。

いきなり1人暮らしもバイトも新しく始めるより、どのくらいの時間とどのくらいの体力気力で、どのくらい稼げるか、学業と両立できるか等の算段をつけてから、1人暮らしを始めると、少しは安心材料になります。

 

そういうのが、地に足着いたチャレンジになります。

 

街も、家も、1人暮らしも、バイトも、すべてが一気に初めてづくしになると、気疲れしたり、淋しくなったりしやすいです。

少しずつ段階的に変えたり、変わらないものもキープしておくのがお勧めです。

老婆心ながらご助言させていただきますね。

私が過干渉になってきました。笑

 

とにかく、誰にも遠慮せず、何者も自分の上に置かず、思いっきり打算的になって、最大限、自分のために決めてくださいね。

 

1人暮らしは不経済ではありますが、一国一城の主となる楽しみもありますよ(^^)

 

何よりもどうかご自分を大切に、幸せになってくださいね。

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!

 

 

▽後日談とご感想をいただきました!

www.aikoingk.com

 

 

 昨日はカウンセラー仲間と3軒お店をはしごしてしゃべり続けました。

一生しゃべれて怖い。笑

 

 

ドレスコードは白」と言われたかのように、3人ともデザイン違いの白でした。

私たちPerfumeみ、ないですか?

 

 

 

 

【カテゴリー一覧】

 

 

LINE公式登録はこちら

LINE特典について

ID  @567icozp

 

 

 

 

  

▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

「やわらかい関西弁が聞き心地よい」とのありがたいお声をいただいています(‘∀‘)

m.youtube.com

 

 

 

www.aikoingk.com

 

ただいまお問い合わせ、ご意見ご感想はLINE公式のみからお受けいたしております

▽お問い合わせ、ご意見ご感想はコチラ