'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

【ご相談】好きなことを見つけて腹をくくりたいけどくくれないーもっと自分の美学を貫くんだ!ー

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‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

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パターンを抜け出したい

 

 

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【ご相談】パターンを抜け出したい

初相談です。

私は決断をしたがらない人です。

私は無職、彼氏がいて生活を彼氏に見てもらっています。

働けないから働いていないのではなく、働きたくないから働いていません。

今まで、正社員でネイルの問屋、アルバイトでコンビニや居酒屋SNS運用、派遣でデザイン、お問い合わせとやってきました。

ですがどれも長く続きません。(長くて1年3ヶ月)

最後に辞めたのもSNS運用でしたが部署がなくなり辞めることになりました。

(正直長く勤めるつもりもないのでホっとしてました)

本当にやりたい事がわからずずっと死んだように生きている感覚がありました。

なので、カウンセラーの勉強しつつヒーリングワークを受けたりもしてたのですが

どうしても人間関係がつらすぎて辞めました。

(グループセッションが辛くて、、、いい子ぶってるのだるみたいな)

そこで、昔諦めた絵に関する仕事をしたいと思うようになり抽象画アートを作ったりとして売ったりもしましたが一枚も売れず辞めて(綺麗だねとかいいな〜っていう人はいたけど…欲しいとは言われない)、本当はイラストがやりたかったのでイラストを描き始めました。

ただ、イラストの売り方も知らないし、企業に勤めたいってわけでもないので

結局アーティストよりのイラストの描き方しかできないしお金に仕方がわからず。

(窓口も適当だし原因はなんとなくわかっています)

こんな私でも、イラストの仕事ができるようになれるのでしょうか?

というより腹をくくれるのでしょうか?

※仕事を辞めてニート時期になると、イラストを描いてる→金にならん→めっちゃ嫌々仕事始める(辞めた時用に金貯める)→辞める→画材買い出す→→→

因みに、仕事が嫌な理由は

・面接が超嫌、見た目自由じゃないきゃ辛い。

・やり方に口出されるとイラッとくる

・アドバイス求めてないのにアドバイスされるとイラってする

・定時で終わりたいから、早く仕事を終わらすと追加で来てしまって結局人の2倍働いてるところとか…(それで給料少ない)

・お客さんと話すのはいいけど、従業員とはだるい

っていうしょうもない事です笑

餡子さん

 

 

【いなこからの回答】

餡子さん、このたびはココロノマルシェに初相談、ありがとうございます(^^)

 

 

グループセッションが辛くて、、、いい子ぶってるのだるみたいな

 

 

いい子ぶってるのだるみたいな

 

 

 

いいですねー。

 

私は、グループセッションは場の空気と共感で一緒に泣いてしまったりする方ですが、「いい子ぶってるのだる」みたいな気持ちは、、、

わかります。笑

 

女子同士で、

「すご〜い」

「きれ〜い」

「愛がある〜」

みたいにほめ合ってるノリは、

だる

って思うこともあります。笑笑

知り合いは読まないでいて

 

いや、ほめ合うのがいやとかじゃないんです。

 

誰のこともほめたくないとかではない。

 

心が動いたらほめます。

むしろ人一倍興奮気味に感激を伝えます。

 

でも、「それほどかな?」っていうときや、仲良しだから何でもかんでもほめるっていうのは、気が乗らないんですね。

 

ほんとに心が動いたものに、反応したい。

自分の心が動いていないのに、動いたふうに振る舞うのは不誠実で軽薄。

そんな薄っぺらいうわべのやりとりなんて、何のおもしろみもない。

 

そんな気持ちがあって。

 

まあ、そんなこと言っても、ひねくれてるーとか言われるだけなので、わかってくれる人にしか言わないけどねー。笑

 

 

で、ここからは独断と偏見と直感で、一気に行っちゃいますね。

大コケしたらごめんね。笑

 

 

餡子さんは、確固たる世界観をお持ちなのではないですか?

 

餡子さんが

素敵と思う世界、

綺麗と思うもの、

おもしろいと感じるもの、

楽しいと感じること。

 

何でもかんでもだるがって、すべてにおいて、斜に構えているわけではなく、本当に心が動いたものには、強く、純粋に反応されるのではないでしょうか。

 

物事の本質的な魅力を見抜く力があるし、そう自負もされているのではないでしょうか。

 

本物だけに心を砕きたい。

自分の感覚に誠実でいたい。

 

そんな芯が、自分の中にあるのではないでしょうか。

 

 

なのに。

自分の感性や、本質を見抜く力に自信があるのに、

それが周りにはあまりわかってもらえない。

評価されない。

 

 

それは、どこかで自分が1番自分を否定しているから。

 

 

餡子さんは、きっと研ぎ澄まされた感性や世界観をお持ちなんだと思います。

 

だけど何らかの理由で、それを自由に表現できてこなかったのではないでしょうか。

 

過去、誰かに抑えられたり、価値観を押し付けられたり。

誰かを守るのために、自分を自由に表現することを我慢して、我慢してきたのではないでしょうか。

 

 

私は、餡子さんの文章から、

ケッ!

ていう声が聞こえる気がしたんです。

 

どうせ私は報われないし、

私のやりたいことなんてうまくいかないし、

私のことなんて誰も見てないし……

ケッ!!!

っていうような。

 

そしてそんな自分を、かわいくないなと責める気持ちもどこかにある。

泣きたい気持ちも。

 

 

 

もし、そうだとしても。

それは、餡子さんがひねくれた人間だということではありません。

 

自分以外の人やものごとのために我慢しすぎて、自分を抑えてきた結果なんです。

 

ほんとは研ぎ澄まされた自分の感性を抑え込まないといけないとしたら、むしろその分強い強い強いエネルギーで自分を否定しなくては抑えられません。

 

そんなことをしていたら、いつしか自信がなくなるのは当然です。

 

やりたいことがわからなくて、死んだように生きるのも当然だよ。

どうせ自分のやりたいことは我慢しなくちゃいけないんだから、腹なんてくくれないよ。。

 

本当によくがんばってこられました。

 

 

だとしたらこれからは、餡子さんの確固たる世界観にもっともっと自信を持ってください。

もう、誰にも遠慮しなくていいんです。

餡子さんの心が動くものを、思いっきり大事にしてください。

 

おもしろいと思わないものにはクスリともしなくていい。

いいと思わないものには、お世辞の1つも言わなくていい。

 

自分の美学を貫けば、それを理解し、それに魅せられる人は出てきます。

 

そうして自分を解放していけば、やりたいことも見えてくるし、腹をくくれるものにも出会えます。

 

これまで自分を抑えてきたのは、自分の美学を行くための序章です。

 

 

「いい子ぶってるのだる」と正直に言える餡子さんが好きだと思ったので、お答えしました。

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

ライトアップされた大阪城

地上から他の建物に邪魔されず、こんなストレートに見える場所があったことに初めて気づきました。

 

 

 

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やりたくないことをやるのかやめるのか、結局どっちよ?

やりたくないことをやるのかやめるのか、結局どっちよ?

 

 

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でお返事させていただいたM子さんから、ご感想をいただきました。

 

ありがとうございます(^▽^)

何から何まで当たってて、うれしい!!!←自慢

 

たくさん人の期待に応えてこられたし、またそれができる方だったんだと思います。

だけどこれからは、もっと旦那さんに頼ってもいいのでは、とお伝えしたところ、、

 



 

 

どうしても夫に頼りきることはできなくて。

 

 

 

 

はいいただきましたー!

 

 

残念ながらそちらが、M子さんの幸せの鍵になります。笑

 



「1番やりたくないことに幸せが隠れていたりする」

と私はお答えしています。

 

ですが一方で私は、やりたくないことをやめるとも言ってるんですよね。

 

やりたくないことをやるのか、やりたくないことをやめるのか、結局どっちなの!?

と思われるかもしれません。

 

 

M子さんのお話で言えば、

「夫に頼り切ること」がやりたくないことですよね。

 

一方で、今の就職活動も、けっしてワクワクしてやっているとは言えず、やりたくないこととも言えます。

 

 

「夫に頼り切ること」も、「今の就職活動」も、どちらもやりたくないこと。

 

やるべきことは、「1番やりたくないこと」です。

 

さて、やるべきは、どちらでしょーか!

うざい、、

 

 

 

はい、「夫に頼り切ること」ですね。

 

 

M子さんが、夫に頼り切ることができないというのは、

「夢を叶えるために悩み抜いて前職場を辞めたので、そう言った手前、それに見合う成果を夫に見せて報いたい」

といった感じかと思うんです。

 

そのため、なかなかうまくいかない就職活動を続けているという状況。

 

いや、「うまくいかない」というより、

「夢のためにと言って、あんなに悩んで好条件の職場を辞めたのだから、次に仕事にするものは、夫から見てもツッコミどころのない、前職場をしのぐ、やんごとなきものでないといけない」

という意地(ごめんなさいね)や、罪悪感などが、就職活動を苦しいものにしているのではないでしょうか。

次の仕事のハードルが、とても高くなっているんですね。

もちろん、苦しいのはそれだけが理由ではないと思いますが、今はいったん他のことは置いときますね。

 

 

「ハードルの高い就職活動」も、たしかにやりたくないことではあります。

 

しかし、1番、絶対、やりたくないことは、「夫に頼り切ること」なんです。

 

1番やりたくない「夫に頼り切ること」を避けるために、しんどいけど「ハードルの高い就職活動」をしてらっしゃるということなんですね。

 

いまのM子さんにとっては、

夫に頼るよりは、ハードルの高い就職活動に1人で挑む方がまだまし。

ということなんです。

 



M子さんは、どうして夫に頼り切ることが嫌なのでしょう。

 

もしも、

夢を叶えるために悩み抜いて前職場を辞めたのに、何も成し遂げられなかった

と旦那さんに言ったら、どうなると思いますか?

どんな気持ちがしますか?

旦那さんはなんと言うでしょう?

どうなりそうで怖いですか?

 

それは、本当ですか?

絶対に、そうなりますか?

 

 

そこでM子さんが怖れていることに、幸せの鍵があります。

 

その怖れを手放せば、もっと楽に、自由に、生きられますよ(^^)

でもほんとに絶対やりたくない気持ちもすごくわかります、私はなかなかの意地っぱりぱり意地っぱりだからね。←わかる人いますか

 

 

まとめると、

やるべきやりたくないことは、1番やりたくないこと。

やめるべきやりたくないことは、1番やりたくないことを避けるためにやっているやりたくないこと。

 

ややこしやややこしや。

 

 

参考になればうれしいです(^^)

メッセージありがとうございました(^▽^)

 

 

 

私のかわいいおにっこ。



 

 

 

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【ご相談】職場の先輩を見れば自分の3年後がわかるというけどああはなりたくない―その先輩の魅力が見えるようになったとき、あなたの可能性はもっと広がる―

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‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

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職場の先輩達を見て不安になり転職をしてしまいます。 | ココロノマルシェ

 

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【ご相談】職場の先輩達を見て不安になり転職をしてしまいます。

私は専門学校を卒業後、公務員7年→農協職員3年→半導体製造業(現在)と仕事をいくつか転職してきました。

やってみたいと思って始めた仕事なので、とくに嫌な業務もありませんし、人間関係も本当に困ったことはありません。

ですが、『この会社での自分の進路は3年上の先輩をみたら分かる』みたいな言葉をきいたことで、不安が増えた気がします。

頑張ってもあんな風にしかなれないのか、とかどれだけ社内で表彰されても給料は変わらないのか、とか。

また、人間関係には問題ないといいましたが、自分より高い給料を貰っているのにおしゃべりだけして面倒なことを後輩やパートさんになげる先輩、手当を4万も貰ってるのに業務中寝るリーダーなど、そういう人を見るたびにすごい怒りが湧いてきて、イライラしてしまいます。(直接本人に何か言ったりすることはありません。)

そういう不安や怒りがあると、だんだん自分が優しい人でいられなくなり、ここで頑張ってもしょうがないと思ってしまって仕事へのやる気がなくなってしまいます。

お金への執着が強いんだろうなとは思うのですが、手放し方がわかりません。

今も職場で同じようなことが起こり、転職を考えているのですが、きっとこのまま転職しても同じことが起こりそうでどうにか変えていきたいです。

アドバイスよろしくお願いします。

ちるさん

 

 

【いなこからの回答】

ちるさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

「この会社での自分の進路は3年上の先輩をみたら分かる」

言いますよね。

どこからか誰からかは覚えていませんが、私もそんなようなことを何度か目にしたことがあります。

意識高い系の方とか、ゴリゴリビジネス系とか、ガンガン啓自己啓発の方がおっしゃってそうなイメージです。

 

また、

自分より高い給料を貰っているのにおしゃべりだけして面倒なことを後輩やパートさんになげる先輩、

手当を4万も貰ってるのに業務中寝るリーダー

などを見て、怒りが湧いてくるんですね。

 

 

実は似たようなことを、私も前職場で感じていました。

 

私はコメディカルなのですが、部署トップの上司は基本、担当患者さんを持たず、管理業務のみでした。

部署には、グループ全体で100名ほどの部下がいるわけだから、何かあった時にすぐ動けるよう、トップはそれでいいと思っていました。

が、それでも、普段は割と暇そうで、業務中、みんなが病棟でバタバタする中、1人スタッフルームのデスクであくびをしていたり、定時すぐに帰っているのを見て、なんだか情けないなあと感じることもありました。

 

人間関係はよく、働きやすい職場でした。

しかしその分、のんびりした雰囲気もありました。

保守的で、なあなあ感があるとも感じていました。

 

 

患者さんを診て、昼休みには家庭の愚痴を言ったり、テレビや趣味の話をしたりして、いつもの仲間と馴れ合って仕事する毎日を繰り返す人生。

 

たしかに、割と条件よく、穏やかには仕事できるけど、そんな人生でいいのか?

 

この中で偉くなったって、それはこの中だけの話。

外に出たら通用しない。

 

このぬるま湯の中で、甘んじていていいのか?

 

 

何かしらで名を揚げたい。

何者かになりたい。

このままで終わりたくない。

 

そんなふうに思っていた私は、当時の直属の上司に、

「"こんなふうになりたい"と思う先輩がいない」

と言ったこともありました。

 

 

そうして私は何者かになって名を揚げるため、前職場を退職し、カウンセラーとイラストレーターの道に進みました。

※細かい経緯は長くなるので端折りますが、前職場は副業禁止だったので、副業のできる今の職場で同じコメディカルの仕事をしながら、カウンセラーとイラストレーターをしています。

 

 

しかし、新しい職場は悪いところではなかったものの、気持ち的になかなか馴染めませんでした。

 

なんだかんだ言いながら、自分がいかに前職場を愛していたかに気づきました。

そんなに好きだった職場を自分から辞めた罪悪感やさみしさに、ずいぶん長い間苦しみました。

 

 

また、個人でビジネスを始めるのは大変なこと。

 

ずっとサラリーマンできた私には、カウンセラー業も、イラストレーター業も、それで食べていくには、やはりそれ相応の覚悟が必要だと気づきました。

そしてそんな覚悟なんてなかったことにも。

慣れ合ったいつもの仲間に、たくさんの安心や愛情をもらっていたことにも、そういう場が私には大切だったということにも気づきました。

 

 

カウンセラーやイラストレーターを本業にできるイメージなんて、まったく持てない。

 

なんで自分は、こんないばらの道を選んでわざわざ苦しんでいるんだろう?

 

あのまま前職場にいれば、こんなに苦しむことなく、あそこで順調に出世して、穏やかに過ごせたのに。

 

自分には、起業する才覚なんてなかった。

 

それなのに、見誤って飛び出してしまった。

 

 

それで、気づいたんです。

 

私が、ぬるま湯に甘んじていると思っていた上司たちは、ぬるま湯に甘んじることを、自分に許していたのだと。

 

ぬるま湯に甘んじることを自分に許すということは、他人に「その程度の人間だ」と思われることも受け入れる、ということでもあります。

 

しかしそんなことを憂うより、自分の特性や性格、本当の望みをよく知って、それに合う環境に感謝して、受け取れているということでもあるんです。

 

 

それは、他者の目を気にして、見栄を張りたくて、何者かになって、名を揚げたいと思っていた自分より、よっぽど大人なことなのではないか?

自分に正直なのではないか?

純粋なのではないか?

強さを持っているのではないか?

自分に向き合えているのではないか?

 

自分の特性や性格、本当の望みをよくわかっていないのに、自分に過度な期待をしていた自分の方が、よほど子どもなのではないか?

 

 

私が直属の上司に、

「"こんなふうになりたい"と思う先輩がいない」

とも言ったときも、その上司は、黙って聞いてくれていました。

そんな失礼なことを言われたら、ムカっときてもおかしくないです。

 

でも、私がやりたいことをやるために辞めると言ったときも、

「そうやって行動できるのがすごい。俺はなかなか動かれへんタイプやから。」

と言って、送り出してくれました。

 

自分を受け入れていないと、なかなかできないことだと思います。

もしも上司が、「こんな自分はダメだ、もっと立派に思われたい」と自分を責めて否定していたら、カチンときて、一言二言反論したくなるでしょう。

内心はキレてたかもしれませんがね。いや、あきれてたのかな。笑

 

 

たしかに組織としてはスピード感はある方ではなかったかもしれませんが、法令遵守で(当然ですが笑)、ホワイトでしたし、部下の声もちゃんと聞いて動いてくれる、信頼してきた上司たちでした。

助けてもらったことも、育ててもらったところもたくさんあります。

苦労してきたところも見ています。

私も末席ながら管理職でしたので、少しずつみんなで働きやすいように作ってきた職場でした。

 

 

私が上司たちを不甲斐なく思い始めたとき、私の心はよくない状態でした。

自分の価値を見失って、ボロボロだったんですね。

▽詳しくはこちら

私は転職の決断に失敗しました。でもね。

 

自分の価値を見失っていると、それが投影され、他者の価値も見えなくなります。

あの頃の私は、元々無価値観が大きかったところにいろいろあり、自分も周りも、いいところが見えなくなっていたのだと思います。

焦っていました。

 

 

ずいぶん私の話が長くなってしまいましたが、ちるさんには、自分の本音より、外側を気にしてしまっているところはないでしょうか。

 

ちるさんの気持ちも、職場の状況も、私とまったく同じではないと思います。

 

しかし、他人のあれこれが気になるときは、自分を見る目がおろそかになっています。

 

ちるさんは今、そのままの自分に価値があると言えますか?

 

価値のない私だから、

何かを成し遂げなければ。

何者かにならなければ。

お金持ちにならなければ。

と思っているところはないでしょうか。

 

 

 

ちるさんは、どうしたいですか?

どうなりたいでしょう?

何が好きですか?

どんなときに幸せを感じますか?

ちるさんの本当の望みはなんでしょう?

ちるさんは、どう生きたいですか?

 

 

職場の先輩たちのようにはなりたくないから、転職して新たなことを始めるのでもいいです。

それがちるさんの本当の望みであるなら。

 

でも、自分の本当の望みをよく知ることなく、「もっとすごくならないといけない」、「もっと価値を付け足さないといけない」という思いで、理想の先輩を求めて転職するのなら、まずは自分の望みをよく知ることをお勧めします。

 

 

私の上司が実際には、何を思い、考え、働いていたかはわかりません。

結局、特に何も考えてなかったかもしれない。笑

 

ですがもし、上司たちがその環境に甘んじていたとしても、そこにも苦労や強さがあるということに気づいてから、彼らのすごさが見えるようになりました。

 

「患者さんを診て、昼休みには家庭の愚痴を言ったり、テレビや趣味の話をしたりして、いつもの仲間と馴れ合って仕事する毎日を繰り返す人生。」

そんな毎日を繰り返せること、維持していくことの尊さ、偉大さに気づいたんです。

 

それに気づいたことで、外から「すごい」と思われること以外にも、たくさんの幸せがあることに気づけました。

いろんな人のすごさがわかるようになりました。

今、外側の目を気にして「名を揚げねば!」と思っていたときよりも、肩の力を抜いて人生を楽しめています。

カウンセラーも、イラストレーターも、正直まだまだ仕事として成り立っているとは言えないけれども(笑)、少しずつ積み上げる過程を楽しめるようになってきました。

 

 

他者の魅力にどれだけ気づけるかは、自分の魅力にどれだけ気づけているかのバロメーターです。

 

ちるさんには、もっとたくさん自分の魅力に気づき、もっとたくさんの選択肢を自分に許す余地があります。

 

不甲斐ないなと思っている先輩たちを、敬えとは言いません。

ですが、そんな先輩たちにも、苦労や強さがあることを知り、そんな生き方もありだなと思えたとき、ちるさんは自分の前に、いろんな可能性が広がっているのに気づくと思います。

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

サブリミナル効果って絶対あるよね。

バレンタイン前ということであちこちでチョコレートフェアを見聞きして、普段チョコなんて食べないのに食べたくなって買っちゃいました。

食べ出したら止まらない。

今日1日で、1人で上段+1ケ食べちゃいました。

なんてことしてくれるんだクランキー。

 

 

 

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後悔しているあなたに必要なもの

後悔しているあなたに必要なもの

 

 

こんなメッセージをいただきました。

 

M子さん(と命名)、メッセージありがとうございます(^^)

 

‘それなりに’うまくいっている→を→‘おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

コロナ禍の退職ということで、時期も私とまったく同じです!

 

この数年に、海外渡航断念、失職、体調不良、結婚と、たくさんのことを経験されたんですね。

ご結婚おめでとうございます(^^)(^^)/

 

ですが、おめでたいことも含め、激動の数年で大変でしたね。

 

体調は落ち着かれたのでしょうか。

 

本当に、お疲れさまでした。

 

 

昔の写真を見るのも辛い、、わかります(;_;)

 

「なんで辞めたの」、「もったいない」も、好意的な声掛けとわかっていても、グサグサと刺さりますよね。

だって誰より自分がそう思ってるんだから(;_;)

 

 

さて突然ですが、M子さんは、自由に夢を描くことはできますか?

 

 

M子さんは、とても聡明な方なのだと思います。

 

少しの経験から、「おそらくこうなるな」と見通しがつくような、一を聞いて十を知るような方。

 

しかもその推察がとても現実的で、浮ついたところがなく、地に足が着いている。

 

常識をわきまえ、職場でもとても重宝されていたのではないでしょうか。

 

 

ですが、だからこそ、今の自分の現状や未来の可能性を、狭めているのかもしれません。

 

 

常識から導き出した実現可能性や、良し悪しから、ものごとの「正解」/「不正解」をジャッジしているところはないでしょうか。

 

そして、今回の自分の選択は、「不正解」だったと、悔やんでおられるのではないでしょうか。

 

 

そんなM子さんに必要な力をお伝えしますね。

 

それは、

選んだ方を正解にする力

です。

 

 

世間の常識を鑑みて、いつからかどこからか与えられた「正解」だけを、自分の正解にしなくていいんです。

 

正解は、無数にある。

 

人によっても違うし、同じ人でも、シチュエーションによって違ってきたりもします。

 

 

だったら、自分が選んだ方を正解にしていけばいいんです。

 

いま、ここから、自由に夢を描いたらいいんですよ。

 

 

とても良い職場だったんですよね。

 

それでも、M子さんはその職場を辞めて今ここにいる。

 

だったらきっと、今M子さんが見ている世界が、M子さんにとっての正解であるはず。

M子さんの見るべき世界が、今ここにあるのだと思います。

 

すぐにはわからないかもしれないけど。

 

 

これまでの常識の枠で考えるとたしかに、前職場のように、好待遇で、高給をもらえるところで働けるのが、1番で唯一の正解のように思えるかもしれない。

 

でも、そうでない今にいるということは、もっと別の正解もあるよということなんです。

いえ、「正解がある」ではなくこれからは、自分で自分の選択のすべてを、正解にしていっていいんです。

 

いつか誰かに与えられた正解に、自分を寄せていかなくていいんです。

 

与えられた正解を選べなかった自分を、責める必要なんてありません。

 

もうこれからは、常識から導き出した実現可能性の枠に、自分をがっちりとはめこんで、生きなくていいということです。

 

今まで握りしめていた常識とはまた違う、いろんな尺度と感度で、“正解”を見つけてください。

今まで自分を閉じ込めていた枠を外して、もっと自由に大きく生きてください。

 

 

後悔は消えるときがあるのか?というご質問。

 

私の答えは、あると思います。

 

M子さんの選んだ方を、自分で正解にできたら、そこに後悔はあるはずありません。

 

 

だからと言って、後悔する気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちを無理に押し殺して、「後悔なんてしちゃだめだ。こっちが正解だと思わなければ。」と、無理に正解だと思い込もうとしなくていいんです。

 

それは苦しすぎるし、よけいに気分が悪くなります(-_-;)

 

後悔は、感じてください。

 

その時間はしんどいですよね(-_-;)

でも、無理に打ち消すより、感じきることが癒しの近道です。

 

 

辛い気持ちを、ただ感じる。

 

そうして後悔の気持ちを感じながらも、今まで自分が信じていた「正解」以外にも、いろんな正解があるんだ、あってもいいんだということを、頭の片隅に置いておいてください。

 

 

これまでは、「こうなったらいいな」という希望より、常識や現実的な基準の中で予測された「こうなるに違いない」を上にして、希望を押し付けて来られたのかもしれません。

 

でも今からは、常識などなどは置いておいて、「こうなったら最高だな〜」と、ただぼんやり想像してみて。

どうやったらそれを実現できる?なんて、今は考えなくてもいいです。

今は、ただ自由に描くことをやってみる。

 

ほら昔から、頭カラッポの方が夢詰め込めるって言うでしょ?

え、言わない?

 

いろんな正解に気づけるようになれば、ふと振り返ったとき、後悔の気持ちは消えていますよ(^^)

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

メッセージありがとうございました!!!

 

 

最近私のズタボロ転職記事にたどり着いてメッセージをくださる方が多くてうれしいです!!!

ありがとうございます(^^)

え、あなた転職したの?何のこと?という方は、「転・職・物・語」のカテゴリーをご覧ください。私の転職にまつわるすべてがここにあります。笑

特に初期は悲壮感たっぷりです。笑笑

この「転・職・物・語」というカテゴリータイトルは、シャ乱Qの歌で私が1番好きな「上・京・物・語」を勝手にオマージュしています。笑

 

 

昨日は2ヶ月に1度の大仕事で帰りが遅くなる日だったので、晩ごはんは食べて帰ろということでロイホリベンジしました。

参照記事▷失敗じゃなくデータが増えただけ ―ロイホマスターがやってきたの巻― 

打ち上げで上司にタダ飯ごちそうになるのともさんざん迷ったけど(笑)、昨日はもう朝からロイホで1人まったりする気分だったので断っていってきました!

最初からドリンクバーとわかってると、ドリンクバーも楽しいなあ。

食中はほうじ茶でもりもり、食後はコーヒーでまったり、カモミールティーで安眠準備とドリンクバーを堪能してきました。



 

 

 

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【ご相談】この感情を心理学的にどう処理したらいいのでしょうか―心理学なんてぶっちぎって幸せになってもいいんですよ?―

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感情の処理の仕方 | ココロノマルシェ

 

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どなたでも何度でも匿名でご相談いただけますので、お気軽にご利用ください(^▽^)

 

 

【ご相談】感情の処理の仕方

オーストラリアに住んでいますが、簡単に言うと、夫の息子に悩まされていて、それを心理学やスピリチュアルの知識で自分の思い方が間違っていると納得しようとしていますが、自分の感情は嫌だと思っていることには気付いていて、その上でどうやって状況を改善するかに悩んでいます。

詳しくご説明するとすごく長くなるんですが、働いていなくて結婚してる息子が自分は病気だと信じていて、実際に具合が悪くなってありとあらゆるお医者さんにかかって、手術代などその医療費は全部私達負担で、夫は心配し続け払い続けています。

息子の奥さんとだけ同居したり(奥さんはブランド好きで、一切お礼も手伝いもなく3ヶ月ぐらい)、最近は夫が定年退職しているため、アッシーと買い物のパトロンとして使われています。

アドラー心理学などで言うと、私の何か目的があってこれを起こしていると言うことになってそれも信じていたり、私が自分で起業するためとか、夫と別れるためとか(結婚して10年)いろいろ可能性を頭で考えてぐるぐるして、この私が分かった上で気付いた、それでも嫌だと言う感情をどう処理するかを知りたいです。

夫は夢見ていたヨーロッパ旅行も諦めています。

もう、悩まされたくない、その夫婦にいい感情が持てない私にその感情の処理の仕方を教えて頂ければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが何卒よろしくお願い致します。

仔犬ちゃんさん

 

 

【いなこからの回答】

仔犬ちゃんさん、このたびはココロノマルシェにご相談をお寄せくださりありがとうございます。

 

「仔犬ちゃんさん」では少し語呂が悪くて私のしゃべくりの調子が狂っちゃうので(笑)、「仔犬ちゃん」とお呼びすることをお許しくださいね。

 

さて、アドラー心理学等を知った上で、それでも私が嫌だと思う感情をどう処理したらいいかとのご相談。

 

 

 

嫌なものは嫌。

 

 

 

でよろしいかと。

私だってそんな連れ子夫婦がいたらやだ。

 

 

これはほんとに、心理学学んだ人あるあるなんですが、つい、

「これはどういう心理だろう?」と分析したり、

「心理学的にどこが間違っているんだろう?」と

心理学的に正しくあろうとしたりしちゃうんですよね。

 

 

とってもわかります!

みんな通る道です!

ってわかっててもなお、陥りやすい罠です!笑

 

 

そうなる理由の1つは、、、ちょーっと嫌な言い方しますよ、ごめんなさいね。

 

そうなる理由の1つは、感情をそのまま感じることから逃げるため。

 

 

「こんなのありえないでしょ!」と、本当は憤慨したいけれども、そのありえない主は、夫の息子夫妻。

 

夫の大事な息子とその妻に対して、憤慨したい感情を認めるには、罪悪感が伴います。

 

だから、その感情を認めにくくて、心理学の理論や分析に逃げてしまっているところはないでしょうか。

 

 

今回のことに限らず、もしかしたらそういう傾向は、仔犬ちゃんのパターンかもしれませんね。

 

「逃げる」というワードのイメージがよくないので、嫌な気分にさせたらごめんなさい。

 

でもそれで自分を責めたり恥じたりする必要はないんです。

そりゃ義理の家族への文句なんて1番言いにくいですよね。

 

それは、仔犬ちゃんが、

優しかったり、

平和主義だったり、

我慢強かったり、

寛容だったり、

器が大きかったり、

といった才能でもあるんです。

 

才能とは、突出した特徴。

すなわち使い方次第で、強烈な薬にも毒にもなるんですね。

 

 

だから、今回のできごとが、何か目的があって自分で起こしているとしたら、そこだと私は思います。

 

仔犬ちゃんの、優しかったり、平和主義だったり、我慢強かったり、寛容で器が大きいという才能を、毒ではなく、薬として開花させること。

 

 

そのためには、いろいろ可能性を頭で考えてぐるぐるして、それでも嫌だと気づいた感情を、ただ、感じてください。

 

嫌なものは嫌。

だって嫌だから。

 

感情に、正当な理由なんていりません。

 

嫌と感じたから。

それで十分です。

 

 

そうして感じるままに感じたら、それだけでも少し楽になるかもしれません。

 

 

で、次の段階として、夫さんに、感じていることをお伝えしてみるのもいいと思います。

 

おせっかいながら、その際の伝え方の注意点も、おまけでお伝えしておきますね。

 

それは、「私の感じたこと」を伝えること。

 

ここでも、

「冷たいことを言っているな」

「ひどい妻と思われるんじゃないかな」

といった罪悪感があると、

 

「普通は」

「常識的には」

「あの人も『それはないわ』と言っていた」等、

「正論」を味方につけようとしてしまいます。

 

 

「正論」を盾にした時点で、もうそれは、自分の感じた生の感情ではなくなっています。

自分の感情を、正論でカムフラージュしています。

 

これは、心理学に「逃げて」いるのと同じ現象です。

 

 

「普通」とか、「常識」というのは人によって違います。

だからそういった正論は、「真実」にはなり得ないんですね。

 

たった1つの真実ではないから、反論の余地がある。

「僕はそうは思わない」、「こういう考え方もある」と言われたら、それまでです。

 

そしてどちらかが正しいと言い張れば、どちらかが否定される。

 

 

でも、「私はこう感じた」という生の感情は、たった1つの真実です。

 

だから反論の余地がありません。

 

かつ、「『私は』こう感じた」だけだから、誰のことも否定しません。

 

 

正論でもし、相手を言い負かすことができても、

相手には、「何だか否定された」という嫌な気持ちが残るだけです。

自分が本当にわかってほしい気持ちは伝わりません。

 

本当に伝えたいのは、正論ではないはずです。

 

伝えたいのは、

「私は嫌だ」

「私は辛い」

「私は悲しい」

つきつめれば、

「私を大事にしてほしい」

「私を愛してほしい」

ということなはずです。

 

だから、自分の感情をカムフラージュするための正論は、伝わらない。

本当のことを言っていないから、ちぐはぐになるんです。

 

 

以上を踏まえて、夫さんに、何をどのように伝えたいかを整理するだけでも、仔犬ちゃんの感情の整理になると思います。

 

 

ただ、そうやって自分の本当の感情を伝えたら、こちらの思った通りの反応が返ってくるかというと、そうとは限らないんですねーこれが。

え。

 

こちらが伝えたことをどう受け取るかは、相手の課題だから。

そこは相手の領域。

本人以外には、どうにもできない領域です。

 

だから、思い通りの反応が返ってこなかったとしても、自分を責める必要はありません。

 

自分は、生の心を伝えた。

その勇気をたたえてください。

 

そして相手の返答を聞いて、また感じる。

生の感情をまた伝える。

 

コミュニケーションは、その繰り返しです。

 

 

もしも思い通りの反応が返って来なかったとしても、そこまでできたら、心持ちはずいぶんスッキリしていると思います(^^)

 

 

自分の幸せのために心理学を学ばれて、そこから起こることを自分ごととして考えられているのは素晴らしいです。

これもまた、仔犬ちゃんの才能ゆえですね。

 

ただ、その際に覚えておいていただきたいことは、

「心理学は、幸せに生きるための道具の1つに過ぎない」

ということです。

 

道具は、生活をより快適にするために使うものであって、使われるものではありません。

 

心理学の理論に、自分の生の感情を抑えつけられるのは、本末転倒です。

 

 

心理学を学ばないと、カウンセリングを受けないと、癒されないわけじゃないし、幸せになれないわけでもない。

カウンセラーとしてもっと営業しなきゃいけない身でこれを言うのはどうかと思うが。笑

 

心理学もカウンセリングも、自分が「有効に使えそう!」とピンと来たタイミングで活用すればいい。

でもそれは必須ではなくて、心理学の理論なんてぶっちぎって、幸せになってもいいんです。

 

理論とか方法論とかぶっちぎって、自分の感じるままに、生きていいんです。

 

身体に自然治癒力があるように、自分自身に、幸せになる力は元々備わっています。

もっともっと、ご自分を信じてさしあげてください。

 

自分の感じるままに感じることは、自分を尊重すること。

尊重されれば人は、自信を取り戻します。

 

仔犬ちゃんには、ちゃんと力があります。

 



その上で、心理学を活用するのは、とっても有効です(^^)

 

 

ずっと応援しています(^▽^)

ご相談ありがとうございました!!!

 

 

 

明日の昼ご飯、ずっと食べず嫌いだった納豆に挑戦しようと思います。

におわなっとう買ってきた。

美容と健康にいいというこいつを攻略できれば、料理がめんどくさい日のごはんも幅が広がるはずだ。

挑戦記はまたお伝えしますねー! ←誰が興味あるねん

 

 

 

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「どうせ私は愛されない」のカラクリ

「どうせ私は愛されない」のカラク

 

 

今、話題になっている大物芸能人のスキャンダル。

 

先日、関西の女帝と言われるタレントさんが、関西ローカルのご自身の冠番組で、そのスキャンダルについてコメントしていました。

 

'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

私はそのコメントがすごくよかったなと思ったんですよね。

 

事実関係もわからない状況、また大物だけあって、皆がものを言いにくい中で、ちょっと踏み込んで私見を述べ、厳しさもあり、愛もあり。

 

そのコメントが正しいかどうかは別問題ですが、コメント主である彼女の熱い気持ちが伝わってきて、うるっとしました。

 

 

で、この気持ちを共有したい!と思い、Xを見てみると、やはり彼女の名前が、トレンドに上がっていました。

 

やはりそのタレントさんのコメントに、心打たれた人が多かったようで、「泣いた」とか、「愛がある」とか、「1番しっくりきた」という声がたくさんありました。

 

 

同じ気持ちの人がいっぱいいてうれしいなーと思っていたのですが、その彼女のコメントを、さっそく切り抜いている投稿もチラホラあったんですね。

 

けっこう踏み込んで話していたので、切り抜き方によっては、センセーショナルに聞こえてしまいます。

愛のないただの批判や、決めつけみたいに。

 

 

関西ローカル番組だから、全国的には、見た人は少ないはずです。

すごくよかっただけに、彼女のコメントも、彼女の人間性も、全国の人に誤解してほしくないなー、と思って見ていたのですが、

 

「そんな悪意のあるコメントじゃなかったよ」

「この切り抜き方はニュアンスが違う。全部見てほしい。」

と反論している人もいて、

そっちが広まれー!といいねを一生懸命押しました。笑

 

 

インプレッション稼ぎか、話題作りか、おもしろおかしく切り抜く人もいるんですね。

 

 

この困った「切り抜き」ですが、実は誰もがしています。

 

たとえば。

誰かのことばで傷ついた。

その辛かった気持ちを、誰かにわかってほしい時。

 

「あの人に、こんなにひどいこと言われた。」

という話を、気持ち、盛ったり、

(いいことも言っていたけど)という部分を省いて伝えたりしたことはありませんか?

 

共感してほしくて、

「それはひどいね」っていうことばを引き出したくて、

自分にちょっと都合のいいように切り抜いちゃうのは、誰でも多かれ少なかれ、やったことがあると思います。

 

 

まあこの切り抜きは、人間のちょっとした弱さみたいなもので、気をつけるとして。

 

もっと怖い「切り抜き」があるんです。

 

 

それは、

自分の脳内で、無意識にしている「切り抜き」。

 

 

たとえば、「どうせ私は愛されない」という思い込みを持っているとします。

すると、誰かに言われたりされたりした、愛されていないっぽいところだけを切り抜いて、記憶しちゃうんですよね。

 

 

そう思い込むようになったのには、過去に何か、そう思わせるようになった辛いできごとがあったのかもしれない。

 

でも、それは、永遠に続くわけではありません。

 

今はもう、よくよく冷静に見てみたら、

誰かが優しくしてくれたとか、

親切にしてくれたとか、

大事にしてくれたことも、

必ずあると思うんです。

 

でも、「私は絶対に愛されない」と思い込んでいると、

愛されていないっぽいエピソードだけ切り抜いて、その他は切れ端として捨てて、なかったことにしてしまうんですよね。

 

わかるよ、わかる。

私もいっぱい切り抜いてきた方だから。笑

 

 

その切り抜きをしてる限りは、そりゃ愛されない。

愛されてても、そこは切れ端として捨てちゃってるんだから。

 

 

ということで。

「どうせ私は愛されない」と感じている人は、

愛されてないっぽいとこだけ切り抜いて

自分に刻み込んで、

愛されてるっぽいとこは、

切れ端として捨ててないかなあと、

意識的に観察してみてください。

 

天地がひっくり返っちゃうかもしれないヨ(^_^)

 

 

 

お正月に甥っ子に会ったときに、甥っ子が今はまっているというアクアビーズを持ってきていて、タツノオトシゴを作りました。

ほんとは小物を作るのとかめんどくさくて嫌いなんだけど(笑)、かわいい甥っ子が興味持ってほしそうだったので、仕方ない。笑

辰だし、黄色だし、なんか金運に良さそうだから、これをお守りにして今年は金運ぶち上げていくね!笑

 

 

 

 

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どうしようもない親には手紙を書いてみよう

どうしようもない親には手紙を書いてみよう

 

 

こちらのご相談↓

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をお寄せくださったNさんから、ご感想をいただきました。

※注:色線は私が引きました。長文なので画像で送りますとご配慮くださいました。お気持ちありがとうございます(^^)

 

 

ありがとうございます!!!

 

'それなりに'うまくいっている→を→'思いっきりしあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

いやあ、すばらしい(≧∇≦)

 

青線の、「あ、家出は違うな、と感じました。」という感覚。

それこそが、本音に触れた感覚です!

 

自分の本音に触れると、楽に決断することができます。

 

思考と、感情と、感覚が、三位一体になっているから。

 

この3つがピッタリ揃えば、これだ!とピンとくるんですね。

 

その感覚を、今後のためにもぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

そして、そこに至ったのは、家出するつもりで、お母さんに置き手紙を書いたから、とのこと。

 

これもすばらしい!

 

この、「親に手紙を書く」というのは、親を手放すために、カウンセリングでもよく使われるワークなんです。

 

よくあるのは、

「結婚式で花嫁が読む手紙のつもりで書いてみてください」

というもの。

 

Nさんの場合は、"つもり"ではなく、ガチの置き手紙を書かれたんですね。笑

 

心理学のワークを、天然に実施されていたんです。

 

 

この、「花嫁の手紙」と、「置き手紙」には、共通点があります。

 

それはどちらも、

親から巣立つときである

ということ。

 

 

「親元にいるのは、これが最後」と思うと、

親や、

親の子どもであった自分、

自分と親との関係を、

少し距離を持って、高い視点と温かい心で見ることができます。

 

そうすると、今は、眼前の親に対する不満や苛立ちでいっぱいだとしても、もっと本質的な、芯にある、愛情に気付けたりします。

 

 



「木を見て森を見ず」と言いますが、親に対する不満の数々のエピソードに、普段は感情を揺さぶられがちです。

 

しかし、「これが最後」と思うと、一歩引いて、これまでの全体を見ることができます。

 

腹の立つことはたくさんあったけど、全体を通しては、どうだったんだろう?

 

細々とした表面上のできごとはいろいろあったけれど、本質的には、どうだったんだろう?

 

そうやって、一歩引いて、全体として見てみると、

「やっぱり私は親を愛していた」

「やっぱり私は親に愛されていた」

と気付けたりするんですね。

 

Nさんは、この手紙をきっかけに、お母さんという人を、対等な大人同士として一歩引いて見ることができるようになったため、あまり気にならなくなったのかもしれません。

 

 

だからね、どうしようもない親には、手紙を書いてみてください。

出さない手紙。

勇気があるならもちろん出してもいいですよ。笑

 

 親から巣立つ前、最後に渡す手紙のつもりで。

 

 

だからって、感謝とか、いいことを無理に書こうとしなくていいんですよ。

「最後にこれまでの恨みつらみを全っっ部、ぶちまけてやる!」

でもいいんです。

 

とにかく、これが最後のつもりで、本気で伝えたいことを、思いつくままに書いてみてください。

 

自分からどんなことばが出てくるか、書いてみてどう感じるかは、やってみてのお楽しみです。

 

 

Nさんの話に戻りますが、家出を考えていたことを、「すでに恥ずかしい」とおっしゃっています。

 

まったく恥ずかしがることはないですよ(^^)

でも、過去の自分を恥ずかく感じるということは、それだけ視座が上がったということです。

 

視座が上がった分、過去の自分の未熟さが見えるようになったから、そう感じるんですね。

Nさんは、今回のできごとを通して、急成長されたということです。

 

そうして視座が上がったのは、家出を考えて具体的に動いたからです。

よくがんばったねと自分をほめてあげてくださいね。

 

 

また、後日談もお待ちしております(^^)

ありがたいご感想とご報告をありがとうございました!!!

 

 

 

今週末の職場の新年会、行くつもりにしていたのですが、年末に熱を出してから、早く寝たい気持ちが大きく、仕事後、寒い中飲みに行くのが何だかおっくうになって断ってしまいました。

そしたら昨日の会議の最後に上司が、「今週末は新年会、参加される方は飲んで食べてワイワイしましょう!今回不参加の方は別日で行きましょう!ね!いなこさん!!」と言われて、どこまでも追ってきそうな上司の執念に、思わず爆笑してしまいました。

新年会不参加者は別日開催とかありなんや。笑

別日に参加させてもらいます。笑



 

 

 

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