'それなりに'うまくいっている→を→'おもいっきり'しあわせに

「それなりに恵まれている方だと思うし、それなりにうまくやってきた。・・・あれ、’それなり’って何だろう?」悪くない人生のはずなのに、心から幸せと言いきれない、このままで終わりたくないと思ってしまう。そんなあなたに’おもいっきり’のしあわせを。 @カウンセラーいなこ

ジリーおばさんー「オペラ座の怪人」がよりおもしろくなる?原作のおはなし②

 「オペラ座の怪人」がよりおもしろくなる?原作のおはなし②ージリーおばさんー

 

’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに

こんにちは、カウンセラーいなこです。

 

年末にこれでもかといろいろなものを洗濯したのですが、部屋着とか、洗った尻から、どこかしら汚しちゃうのはあるあるじゃないですか?

私だけ?笑

特に冬物は、ごついので、知らぬ間に袖口にしょうゆとかついてたりして、腕を動かすと、ふわっとどこかからしょうゆの匂いがするんですよね。

かすかなにおいだけど、気になります。。

 

 

さて、原作小説から、私の大好きな四季版「オペラ座の怪人」の、より理解が深まったなと感じるところを書いていくシリーズ。

本日は、「ジリーおばさん」です。

オペラ座の怪人」の原作小説と、ミュージカルの関係はこちら↓に書いているのでご参照くださいねー。

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▽前回はこちら

①オペラ座の「怪人」

 

▽たくさん読んでいただいているこちらもぜひどうぞ。

オペラ座の怪人をちょこっと心理学的に考察シリーズ】

①怪人とペルソナ

②怪人の母と罪悪感

③クリスティーヌと投影

④ラウルの愛、怪人の取引

⑤怪人とセクシャリティ

 

 

ここからネタバレしますよーーー!

 

 

 

ジリーおばさん

 

ジリーおばさんてもしかして、、、そう、マダムジリーでございます。

 

マダムジリーは、四季版と原作小説で、1番キャラクターが違っていました。

 

四季版のマダムジリーといえば、オペラ団のバレエ教師で、バレエの技術は確かで、聡明で、無駄口はたたかず、厳しさの中に優しさがある人といったイメージです。

 

だけど原作では、興奮しやすいうるさめのおばさんという感じでした。

怪人とオペラ座のみなさんの橋渡し役であるのは変わりないのですが。

聡明さはあまり感じられなかったなあ。

 

マダムジリーの訳は、「ジリーおばさん」。

これだけでも印象がガラッと変わりますね。笑

訳としてはその通りで、何ら間違ってはいないんだけれども。

怪人も、ジリーおばさんと呼んでいます。

 

 

何より、バレエ教師ではないんですね。

客席の案内係なんです。

それで、怪人の姿は見たことないけれど、5番ボックス席を通じて、怪人へのお給料の受け渡しなどを担っています。

 

で、四季版では、怪人の過去を少なからず知っていて、何かしら思うところがあって、怪人との橋渡しをしている感があるのですが、原作のジリーおばさんにはそんな深い思いはなさそうです。笑

 

怪人がチップをくれるし、娘のメグジリーを褒められたし、何ら自分には悪いことをされるわけではないし、といった理由で、怪人の頼まれごとを引き受けているという感じです。

 

怪人も、言うことを聞いておつかいしてくれるジリーおばさんを、親切だと褒めています。

 

 

後に書きますが、四季版には出てこないキーパーソンの、"ダロガ"という人物がいるのですが、四季版のマダムジリーは、そのダロガとジリーおばさんを統合したような感じかもしれません。

 

 

ということで、今日は、ずいぶん印象の違うジリーおばさんのおはなしでした。

 

次回は、クリスティーヌはなぜ”音楽の天使”を信じたかについて書きますね。

お楽しみに〜。

 

 

 

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▽いなこの雰囲気はこんな感じです。

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