「オペラ座の怪人」がよりおもしろくなる?原作のおはなし⑧―怪人はどうして実物大クリスティーヌそっくり人形を作ったのか―
早いもので、もう1月の日付も2桁ですよ!
’それなりに’うまくいっている→を→’おもいっきり’しあわせに
こんにちは、カウンセラーいなこです。
この決まり文句もむなしいくらい、カウンセリングと関係ない記事が続きますが、あともう少しです(^^;
原作小説から、私の大好きな四季版「オペラ座の怪人」の、より理解が深まったなと感じるところを書いていくシリーズ。
本日は、あの印象的な、実物大クリスティーヌそっくり人形(笑)についてです。
「オペラ座の怪人」の原作小説と、ミュージカルの関係はこちら↓に書いているのでご参照くださいねー。
アンドリューロイドウェバー版や四季版の「オペラ座の怪人」が好きで、原作を知るとそのイメージが壊れそうでいやという方は、読まないでくださいネっ。
▽前回まではこちら
【四季版「オペラ座の怪人」の理解がちょっと深まる原作シリーズ】
▽たくさん読んでいただいているこちらもぜひどうぞ。
【オペラ座の怪人をちょこっと心理学的に考察シリーズ】
ここからネタバレしますよーーー!
怪人はどうして実物大クリスティーヌそっくり人形を作ったのか
怪人宅にあった、とても印象的な、あの人形。
おそらく、発明家でもある怪人が作ったと思われる、実物大クリスティーヌそっくり人形。
怪人のこの行動は、怪人推しの私でも、冷静に考えるとちょっとキモいかもしれない。笑
いや、かわいいかな。笑
これは四季版(ロードウェバー版)の演出と思われ、原作にはそんな描写はありませんでした。
だけど、もしかして、ここからヒントを得たのかな?と思った記述があったんです。
怪人が、ペルシャで王様に仕えていたとき。
王様は本当は休んでいるのに、部下に、いかにもそこに王様がいるように見せることのできる、王様そっくりの人形を作った、
というような描写があったんです。
明治時代くらいだから、いくら怪人が天才とはいえ、からくり人形くらいのクオリティだとは思うんですけど。笑
これを読んで、怪人はこの最新技術を使って、クリスティーヌ人形を作ったのかもしれない、と思いました。
原作のちょっとしたから想像を広げて作品に深みを増して創っていくロイドウェバー御一行様すごい。
知らんけど
怪人としては、素晴らしい技術を使っての最高傑作をプレゼントしたつもりだけど、きっとまともな女性とのおつきあいどころか、人づきあいさえもなくきたから、女子のよろこぶプレゼントとかわからなくて、ひとりよがりの贈り物をしたっていう描写でもあるのかもしれませんね、
やっぱりかわいいな、怪人。笑
ということで、非常に印象的な、クリスティーヌ人形のおはなしでした。
次回は、クリスティーヌが自由を求めるわけについて書きますね。
お楽しみに〜。
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